ザウバーでF1ドライブを経験したメルセデスJr.のパスカル・ウェーレインと、同じくメルセデスAMGでリザーブドライバーを務めるダニエル・ジュンカデラが、ワークス参戦最終年となる2018年のメルセデスDTMドイツ・ツーリングカー選手権のドライバーラインアップの有力候補に挙がっている。
2018年限りでDTMからの撤退を表明しているメルセデスAMGは、2017年限りでワークスドライバーからの離脱を表明したロバート・ウィケンスの代わりとして、ウェーレインとジュンカデラを有力候補として検討中だという。
ドイツ出身のウェーレインは、2017年シーズンのF1でザウバーのシートを確保し19戦を戦ったものの、2018年に向けてはザウバーがアルファロメオとの協調路線を採用した影響もあり、フェラーリ育成枠FDA出身のシャルル・ルクレールにポジションを譲る形となっていた。
2015年にDTM王座を獲得しているウェーレインは、ふたたびツーリングカーのトップカテゴリーに戻り、メルセデスとの最終年をともに戦うかどうか、決断を迫られている。
またDTM撤退以降、2019/20のフォーミュラEへの正式なチャレンジも表明しているメルセデスは、その電動フォーミュラのシートにウィケンスを座らせるべく、シングルシーター修行としてシュミット・ピーターソン・モータースポーツに送り出し、インディカーへの挑戦を支援している。
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