「バレンシアでMotoGPシーズンを終えたばかりだけど、正直言って、このトラックで4輪を走らせる場合にどうしたらいいかなんて分からないよ。ただ、4日間も走ることができるし、とても楽しめるだろうと確信している。ヨーロッパだけでなく、アメリカ、アジアのトップランカーと戦えるのも最高だ」
今回のバレンシアは、ワールド・ファイナルの3大陸シリーズ第6戦となり、ドビジオーゾはヨーロッパ・シリーズ最終戦の2レースと、プロアマ・クラスのワールドファイナルに参戦。賞典外ながら、レース1では4位に入ると、続くレース2では総合6位となり見事クラス優勝を達成。
続くワールドファイナルでも、土曜は表彰台にあと一歩届かなかったものの、日曜の最終レースでは25台中9番手グリッドからのスタートで、豪雨のコンディションを物ともせず、2位表彰台を獲得する活躍を演じてみせた。
「最後のレースは雨が強く、狂った状況だったよ。視界が本当に悪く、状況の処理やマシンコントロールは容易じゃなかった。でもドライだった金曜は初めての経験にもかかわらず、ドライバー交代後にプロクラスのマシンに追いつくこともできた。オーバーテイクはいつも難しいけど、それでも本当に楽しい経験ができて満足だよ」
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