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投稿日: 2023.03.30 16:49
更新日: 2023.03.30 16:50

王者バリチェロ、カナーン、ゾンタ、ロッシらも2023年仕様トヨタ・カローラをお披露目/SCB


海外レース他 | 王者バリチェロ、カナーン、ゾンタ、ロッシらも2023年仕様トヨタ・カローラをお披露目/SCB

 そして3月26日には国内で大々的にチームの体制発表を中継したディフェンディングチャンピオンのバリチェロは、フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の一員として過ごしたジャンルカ・ペテコフに加え、新たに長男をチームメイトに迎えて2023年のタイトル防衛に挑む。

「今日は家族の歴史に残る日だ。ここでのこの発表会のために、彼(ドゥドゥ)は予定より約3時間も早く到着した。僕と同じように心配症なんだ(笑)。でも夢のような気分だ」と、すでにSCBを経験する愛息を伴ったバリチェロ。

「これまでもピットでは密接に話し合ってきたし、それが成長の一部である状況も発生するだろう。さらに難しいことを言えば、最終ラップに入ると精神的に状況が一変する場面もあるし、誰かがドアを閉めて勝利のために戦っていると理解するだろう。もちろん、チームメイトをチームメイトとして扱わなければならないが、コース内で争いが起きた場合、勝利への意欲に忠実で真実を教えなくてはならない」と宣言した54歳のチャンピオン。

 一方の“ドゥドゥ”も父親のスピーチに賛同し「これが僕たちの職業であり、仕事だ。そして、僕たちはレースに勝つためにここにいる」と力強い言葉を続けた。

「もちろん僕らは忠誠心と敬意を持ってレースをしなければならないが、誰もが勝ちたいと思っている。彼(父ルーベンス)はチャンピオンであり、昨年は最高だったし、僕は彼から学ぶことだらけ。自分の進化のために彼のそばにいなければならないし、その機会を利用するだけ。きっと100%役に立つはずさ!」

 そんなTGR陣営に対して、シボレー勢ではフェリペ・マッサ擁するルブラックス・ポディウム・ストックカー・チームも体制発表を終え、新たにチアゴ・メネゲル率いるTMGレーシングとのジョイント体制を敷き、チームの技術部門を強化した。

「チアゴとは長い付き合いで、この方向性を昨年から話していた。彼のチームは非常に優れた組織的構造を持っているし、シーズン中に2台の競争力のあるクルマを用意し、勝つチャンスを与えてくれることを願っている」と、僚友フリオ・カンポスを含め旧知の仲だというメネゲルの新代表就任に期待を寄せるマッサ。

 そして昨季まで3年間在籍したクラウン・レーシングから、心機一転KTFスポーツへの移籍を決めたブエノは、従来とはブルーとオレンジの配色を反転させた鮮やかな0号車クルーズをドライブ。さらに1シーズンのポール獲得数と勝利数の記録保持者でもあるアッティラ・アブレウ(ポール・モータースポーツ/シボレー・クルーズ)は、自身の51号車に新スポンサー“ペトロナス”を迎えて新シーズンに挑む。

「コース内で争いが起きた場合は、勝利への意欲に忠実で真実を教えなくてはならない」と父ルーベンス
「コース内で争いが起きた場合は、勝利への意欲に忠実で真実を教えなくてはならない」と父ルーベンス
「100%役に立つはず」と、ルーベンスの息子で新たな僚友も務める“ドゥドゥ”ことエドゥアルド
「100%役に立つはず」と、ルーベンスの息子で新たな僚友も務める“ドゥドゥ”ことエドゥアルド
フェリペ・マッサ擁するルブラックス・ポディウム・ストックカー・チームも体制発表を終え、新たにチアゴ・メネゲル率いるTMGレーシングとのジョイント体制を敷く
フェリペ・マッサ擁するルブラックス・ポディウム・ストックカー・チームも体制発表を終え、新たにチアゴ・メネゲル率いるTMGレーシングとのジョイント体制を敷く
開幕戦ゴイアニア(右下)に向けユーロファーマRC(右上)は体制不変。カカ・ブエノ(左下)はクラウン・レーシングからKTFスポーツへの移籍を決め、アッティラ・アブレウ(左上)は新スポンサー“ペトロナス”を迎える
開幕戦ゴイアニア(右下)に向けユーロファーマRC(右上)は体制不変。カカ・ブエノ(左下)はクラウン・レーシングからKTFスポーツへの移籍を決め、アッティラ・アブレウ(左上)は新スポンサー“ペトロナス”を迎える


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