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海外レース他 ニュース

投稿日: 2023.05.21 23:36
更新日: 2023.12.21 13:01

フェラーリが初のニュル24時間総合優勝。圧巻の決勝ペースで史上最多162周を走り切る

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海外レース他 | フェラーリが初のニュル24時間総合優勝。圧巻の決勝ペースで史上最多162周を走り切る

 5月20~21日、ドイツ・ニュルブルクリンクでADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)の決勝レースが行われ、フリカデッリ・レーシングの30号車フェラーリ296 GT3(アール・バンバー/ニッキー・キャツバーグ/デイビッド・ピタード/フェリペ・フェルナンデス組)が総合優勝を飾った。

 現地20日(土)16時のスタート時からニュルブルクリンクには青空が広がり、24時間レースは全体を通して晴れの天気が続くなかでの戦いとなった。

 ポールポジションの4号車メルセデスAMG GT3(チーム・ビルシュタイン)を先頭にスタートした決勝レースは、序盤からクリーンな展開となり、総合優勝を争うSP9クラスの全車が第1スティントを終了した時点で、4番手スタートの30号車フェラーリがトップに浮上した。

 しかし次第に、上位車両の左リヤタイヤにパンクのアクシデントが続出し、トップを走行していた30号車フェラーリにも同様のトラブルが発生。その結果、総合トップにはチーム・ゲットスピードの2号車メルセデスAMG GT3が浮上し、レースは4分の1となる6時間を経過した。

 そのまま決勝レースは夜間セッションへと突入。アドバンカラーをまとうワーケンホルストモータースポーツの101号車BMW M4 GT3をはじめ、3号車メルセデス(チーム・ゲットスピード)、99号車BMW(ローヴェ・レーシング)といったマシンらは、バックマーカーをパスする際に下位クラスのマシンと接触し、足回りを破損させてリタイアとなってしまう。

 1号車アウディR8 LMS GT3エボII(シェラーPHX)と5号車アウディ(シェラースポーツPHX)は、コース上でオイルにタイヤを滑らせ、それぞれ異なる場所でコースアウトを喫する。夜間セッションはレース序盤とは一転、サバイバルなレース展開となった。

 ライバルたちのアクシデントを尻目に好走を続けていた98号車BMW(ローヴェ・レーシング)は、序盤のパンクの影響でピットタイミングの異なる30号車フェラーリとトップを争う位置にまで浮上。それぞれがルーティンピットへと向かうごとにトップを奪い返すという状況で、決勝レースは夜明けを迎えた。

2023ニュルブルクリンク24時間レース 98号車BMW M4 GT3(ローヴェ・レーシング)
2023ニュルブルクリンク24時間レース 98号車BMW M4 GT3(ローヴェ・レーシング)

■3番手争いは序盤から続くメルセデス同士の戦いに


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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