メルセデス・グランプリのCEO、ニック・フライは、2010年のドライバーラインナップをクリスマス前までには発表したいと述べた。

 元ブラウンGPの同チームは、すでにニコ・ロズベルグの起用は正式発表しているものの、以前からの予想と異なり、ジェンソン・バトンは残留せず、マクラーレンへと移籍したため、ワールドチャンピオンの後任を探さなければならなくなった。メルセデス・ベンツ・モータースポーツのバイス・プレジデント、ノルベルト・ハウグは否定しているものの、チームを買収したメルセデスは“オールドイツ”のスーパーチームを形成したがっていると見られている。
 候補としては元BMWザウバーのニック・ハイドフェルド、すでに引退している王者ミハエル・シューマッハーが挙げられており、ルノーが撤退する場合にはロバート・クビカの起用も考えるものと予想されている。フライは、ドライバー決定を急いではいないが、クリスマス前には行いたいと語った。

「ドライバーふたりを同時に発表するのが理想的だった」とフライはプラネットF1に対してコメントしている。
「しかしそれは不可能だった。現時点では急ぐ必要はそれほど感じていないが、クリスマスを過ぎて新年に入ってしまうと、予定どおりにエンジニアがドライバーと打ち合わせをし、シート合わせをするのが少し厳しくなってしまう。純粋にロジスティック上の理由でだが、もうひとりのドライバーに関してはその作業をクリスマス前に行いたいと思っている」

 一方フライは、メルセデスのチーム買収以前から、ロズベルグ獲得に動いていたと主張し、メルセデスがドイツ人を欲しがったためにロズベルグが起用されたという説を否定した。
「ニコはいかなる状況下においてもブラウンに加入する予定になっていた」というフライのコメントをF1SAが伝えている。
「状況がうまく運び、我々は非常に喜んでいる。しかし交渉は基本的にブラウンチームと私とロス(・ブラウン)が行った」

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