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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2024.01.23 17:26
更新日: 2024.01.23 23:57

元フィンランド王者もトヨタGRヤリス・ラリー2へスイッチ。2024年はWRC地元戦とERCに参戦

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ラリー/WRC | 元フィンランド王者もトヨタGRヤリス・ラリー2へスイッチ。2024年はWRC地元戦とERCに参戦

 新たにFIA国際自動車連盟のホモロゲーション認証も取得し、2024年より本格デリバリーが開始された新型『トヨタGRヤリス・ラリー2』だが、WRC世界ラリー選手権で最初のカスタマーとして発表されたサミ・パヤリに続き、2022年のフィンランド国内選手権チャンピオンであるミッコ・ヘイッキラもトヨタへのスイッチを表明。今季ERCヨーロッパ・ラリー選手権への投入を予定している。

 すでにWRC第2戦『ラリー・スウェーデン』のエントリーリストにも掲載されたとおり、欧州域内最高峰のERCでも表彰台とステージウインを獲得した実績を持つヘイッキラは、今季4月12日から14日にかけて開催されるオールグラベルへと一新されたERC開幕戦『ラリー・ハンガリー』を前に、シュコダから新型ラリー2規定モデルへの乗り換えを決断した。

今季4月12日から14日にかけて開催されるオールグラベルへと一新されたERC開幕戦『ラリー・ハンガリー』を前に、シュコダから新型ラリー2規定モデルへの乗り換えを決断した
今季4月12日から14日にかけて開催されるオールグラベルへと一新されたERC開幕戦『ラリー・ハンガリー』を前に、シュコダから新型ラリー2規定モデルへの乗り換えを決断した

 そんな心機一転のERCシーズンを前に、地元の北欧で“冬季イベント詣で”を計画する32歳のヘイッキラは、新たなコドライバーとしてクリスチャン・ティモネンを起用し、2月1日から3日に開催されるフィンランド選手権の名物イベント『アークティック・ラップランド・ラリー』に出場。その後、2月15日から18日まで地元でのWRCイベントにも参戦し、新たな冒険を始める準備に取り掛かる。

「昨年末以来、僕らはトヨタの新型モデルであるGRヤリス・ラリー2にスイッチする決断を下した」と明かしたヘイッキラ。

「それと僕の隣に座ってくれるコドライバーも変更になり、ユハ・サロのコドライバーだったクリスチャン・ティモネンが今年から戦線に加わってくれる。でも、そこに関して言えば大きな変更ではないね。僕らはペースノートのトレーニングに忙しくしているし、テストデイが待ち受けている。僕たちの協力はシームレスに始まると信じているよ」

フィンランド国内選手権チャンピオンであるミッコ・ヘイッキラもトヨタへのスイッチを表明
フィンランド国内選手権チャンピオンであるミッコ・ヘイッキラもトヨタへのスイッチを表明

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