2015年に同地で優勝を飾ったラトバラは「コルシカには良い思い出がいくつもあり、お気に入りのラリーだ」とコメント。
「事前のプレイベントテストはとてもポジティブな内容で、非常に良いフィーリングを得られた。クルマにはとても満足しているよ」と語れば、僚友のタナクも同様に、「モンテカルロで得たいくつかの発見を事前テストで試してみたんだ。2日間のテストではとても良いフィーリングだったので、クルマは正しい方向に向かっていると思う」と自信を覗かせる。
第3戦メキシコに続き、ツール・ド・コルスでもWRカーでの初参戦となるラッピは「コルシカには過去に異なるカテゴリーのクルマで何度か出場した経験があるが、他とはまったく違うラリーだと思う」とコメント。
プレテストでは「湿った路面と完全なドライの路面の両方でテストをすることができたので、天候がどうなろうと準備はできている」と語った。
4月6日(金)から競技が始まるツール・ド・コルスは、初日に50kg弱のロングステージを含む4本のSSを走行。7日(土)はバスティアの北西エリアで3本のコースを各2回ずつ走行する。
最終日の8日(日)には島西部に設けられた全長55.17km、1986年大会以降最長となるロングステージと、SS上位タイム5名にボーナスポイントが与えられる最終パワーステージのSS12が実施される。12本のSSの走行距離は333.48km、リエゾン(ステージ間の移動区間)を含めた総走行距離は1119.87kmだ。