総合首位につけたタナクは「朝のステージはいいリズムで走れ、特に最初の2本は流れるようにスムーズな走りをできた。そして午後も最初のステージは本当にいいフィーリングで、続くステージではそのいい感覚が少し失われたが、それでも攻め続けることができたから、充分なギャップを築けた」とコメント。
パンクの不運に見舞われたラトバラは「パンクをしてしまい、とてもフラストレーションが溜まった。しかし、すぐに気持ちを切り替え、午後も同じスピードを維持することができた」と悔しさをにじませたほか、ラッピも「とても大変な1日だった。いくつか小さな問題が起こったけど、それでも戦い続けることができているのが重要だ」としている。
ラリー・スペインの競技3日目となる27日(土)はサロウの北東部を中心にSS8〜14の7SSが行われる。競技3日目は全ステージがターマックで争われるため、各チームのメカニックたちは75分という作業時間でマシンセッティングを大幅に変更する必要がある。
全7SSの合計距離は121.80km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は465.80kmだ。
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