勝田はSS9、SS13、SS14でベストタイムを刻みポジションをひとつアップ。2位でラリーを終えた。3位には奴田原がつけ、スバル勢の表彰台独占を阻止。初日5番手の鎌田はSS10でクラッシュし、リタイアを喫している。
優勝した新井は、「2日目の午前中はウエット路面が残っていましたし、危ない場面もありましたが、勝つことができて良かったです。ウエットがあるとなかなか厳しいですね。最後はコースオフしそうになっていました」と語る。
「クルマはもっと速くすることができると思うので、来シーズンに向けてシーズンオフを活用してセッティングなどをさらに煮詰めていきたいと思います」
また、2年ぶりのJRC参戦となったコバライネンは初日、ミッショントラブルに見舞われデイリタイアを喫する。2日目に再出走を果たし、クラス最下位ながら完走を果たした。
そのほかのクラス、JN4クラスは4位に入った関根正人/草加浩平(スズキ・スイフトスポーツ)がクラスチャンピオンを獲得。ラリーは高橋悟志/箕作裕子(スズキ・スイフトスポーツ)が制した。また、西川真太郎/本橋貴司(スズキ・スイフトスポーツ)を擁するモンスタースポーツがクラス3位に入り、シーズン初の表彰台を獲得している。
JN2クラスは、4位に入った長﨑雅志/秋田典昭(トヨタ86)がクラスチャンピオンを獲得。優勝は鈴木尚/鈴木裕(スバルBRZ)となった。
JN5クラスは、川名賢/保井隆宏(シトロエンDS3 R3-MAX)が3連勝。JN3クラスは天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ)が盤石の走りで今シーズン9勝目をマーク。JN1クラスは伊藤隆晃/大高徹也(日産ノートNISMO S)が2018年シーズン初優勝を飾った。