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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.10.15 21:23
更新日: 2017.10.15 21:26

WEC:トヨタ、ホームの富士で3年ぶりの1-2達成。一貴「リスタートしたらアウトだった」

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ル・マン/WEC | WEC:トヨタ、ホームの富士で3年ぶりの1-2達成。一貴「リスタートしたらアウトだった」

 この結果、一貴とブエミはドライバーズポイント25点を加算し、ランキングトップの2号車ポルシェのティモ・ベルンハルト/アール・バンバー/ブレンドン・ハートレー組に対して39ポイント差に迫った。また、ワン・ツー・フィニッシュを飾ったことでマニュファクチャラーズタイトルでもポルシェとの差を58.5ポイント差に縮めている。

 結果的にレースは赤旗のまま幕を下ろしたが、もしもレース終了の決定が下された段階で再開されていた場合の状況を、優勝した一貴は次のように語った。

「レースが再開されていたら(燃料切れで)終わりだなと思っていました」

 最後にマシンを動かした残り10分の時点でスタートした場合「計算上、SCランであれば5周くらいは行けたので、SC先導のままフィニッシュを迎えるなら大丈夫だろうと。もし、リスタートだったら、もうアウトだろうなと思ってましたね」と薄氷の勝利だったことを明らかにしている。

 また、ファーストスティントで見事なスタードダッシュをみせたブエミは「チームにとって、そして日本のトヨタファンにとっても素晴らしい結果となった。悪天候のなか最後まで僕たちを応援してくれた彼らに感謝したい」とコメント。

「今日はカズキ(中嶋一貴)が大きな仕事をしてくれたので、彼を賞賛するよ。僕も少しは勝利に貢献できたと思うけど、カズキが一番だ! 素晴らしい仕事をしてくれたチームの皆にもおめでとうと言いたいね」

 2位となった7号車トヨタの可夢偉も「8号車の優勝を祝福します。彼らの勝利は僕やチームにとって本当に幸せなことですから」と僚友の活躍を称えた。

 前日まで苦しんでいたマシンのセットアップについては「今週、僕たちはマシンの状態が悪く、苦労してきましたが、レースに至るまでに多くの改良をしてきました」と語り、雨のなか訪れたファンには「あいにくの天気のなか、応援によって僕たちをサポートしてくれてありがとうございました。今日の結果を楽しんでくれることを願っています」と語った。

 WEC次戦、第8戦上海は11月3~5日に中国・上海国際サーキットで開催される。

ワン・ツー・フィニッシュをよろこぶトヨタのドライバーたち
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優勝した8号車トヨタTS050ハイブリッド
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雨のなか多くのファンがトヨタチームに声援を送った
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