これが何かというと、ル・マンの市街地コース部のコースサイドに点在するACOの碑です。ル・マンを取材して40回目のジャーナリストに聞いたところ、1930〜40年代にコースレイアウトが変更された時にコースの距離を示すものとして設置されたそう。上部の青い部分にACOのマークがあり、とても歴史を感じさせます。私、昔からこの碑が気になっていて、いつか上手に写真に写したいなと考えていました。おそらく今回インディアナポリス〜アルナージュの間での道路工事中に何かの拍子で壊されたものと思います。ACOのスタッフにも確認し、頂戴致しました。いったい何台のレーシングカーがこの碑の横を通り過ぎていったのか。70年もの間ル・マン24時間を見守ってきたことを考え、想いを馳せると胸が熱くなります。
持ち帰った碑は日本へ送らなければいけません。あまりに大きいので下宿先のお父さんに電ノコでカットしてもらいました。アッという間にカットしたお父さん。まさに『Man of the Man』という感じでした。
これが完成品です。よく見るとACOのロゴも現在と違っています。
きっと我が家の家宝となることでしょう!!
今回の私のブログはここまで。いよいよ日曜の公開車検から本格的にフランス“ル・マン村”の24時間祭りが始まります。
みなさまとはまた、その時にお会いしたいと思います。
Everybody have a good weekend and good Le mans week !