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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.07.10 01:40
更新日: 2022.07.10 08:47

赤旗終了の予選でグリッケンハウスがポール獲得。トヨタ8号車が2番手確保/WEC第4戦モンツァ

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ル・マン/WEC | 赤旗終了の予選でグリッケンハウスがポール獲得。トヨタ8号車が2番手確保/WEC第4戦モンツァ

 7月9日、イタリア・ミラノ郊外のモンツァ・サーキットにおいてWEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間レースの予選が行われ、ロマン・デュマがアタッカーを務めたグリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH(デュマ/オリビエ・プラ/ピポ・デラーニ組)がポールポジションを獲得した。8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)がフロントロウの2番手、36号車アルピーヌA480・ギブソン(アルピーヌ・エルフ・チーム)が3番手に続くトップ3オーダーとなっている。

 土曜の午前中から実施された2度のプラクィスを経て迎えた予選は現地17時30分、気温29.9℃/路面温度50.5℃、ドライコンディションのなかでGTEクラスのクオリファイ・セッションからスタートした。

 2台のプジョー9X8が加わり、計6台での戦いとなったハイパーカークラスの予選では、セッション開始早々にデュマがドライブする708号車グリッケンハウスが1分35秒855を記録して暫定トップにつける。直後ニコラ・ラピエール駆る36号車アルピーヌが1分36秒台のタイムで2番手に。さらに7号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)に乗り込んだ小林可夢偉が1分36秒515で2番手に割り込んだが、このタイムは抹消となる。
 
 一方、デュマは自己ベストを更新し1分35秒416までタイムを縮める。ラピエールも0.5秒近くタイムを削ったが、前戦ル・マンでポールを奪ったブレンドン・ハートレーの8号車が1分36秒335で2番手に食い込んだ。僚友7号車はふたたびのアタックで4番手に浮上するとともに、グスタボ・メネゼスのアタックで1分37秒253を記録した94号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)を5番手に追いやっている。

 予選開始から8分25秒後、プジョーのもう一台である93号車がコース上にストップしたため赤旗が提示される。この後セッションが再開されることはなく、708号車グリッケンハウスの今季2度目となるポールポジションが確定した。

8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing) 2022年WEC第4戦モンツァ6時間
8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing) 2022年WEC第4戦モンツァ6時間
36号車アルピーヌA480・ギブソン(アルピーヌ・エルフ・チーム) 2022年WEC第4戦モンツァ6時間
36号車アルピーヌA480・ギブソン(アルピーヌ・エルフ・チーム) 2022年WEC第4戦モンツァ6時間

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