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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2023.09.15 13:43

王子のキス未遂、“中の人、丸見え”など『問題シーン』続々? メジャー級の強肩も目撃【WEC富士写真アラカルト】

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ル・マン/WEC | 王子のキス未遂、“中の人、丸見え”など『問題シーン』続々? メジャー級の強肩も目撃【WEC富士写真アラカルト】

 金曜日となり、最初の走行であるフリープラクティス1(FP1)が始まりました。こちらはFP1開始時の様子。太平洋上空に停滞する台風の影響で、雨のセッションとなりました。

 こちらは、午後に行われたFP2の様子です。空の機嫌もよろしゅうございまして、本当に同じ日なのかと思うほどの様変わりを見せた富士スピードウェイ。『決勝レースだけはどうか晴れてください』と祈ったことを覚えています。

 続く土曜日には、国内レースでは恒例のサーキットサファリが行われました。

 気になるバス内の様子はこんな感じ。こちらはメディア向けに用意されたバスなのですが、みなさん窓から身を乗り出しながら撮影しておりました(本当はダメなはず……)。

 しかし、乗り込んだときには既に限られた窓は占領されており、その窓を争って、面と向かって心ない言葉が飛ぶ瞬間も。私は今回、その後ろから撮影いたしましたが、機会があれば次こそは必ずや“最前ゼロ距離”での撮影を遂行せねば。もちろん、穏便に、です。

 ピットロードへ戻ると、続いてはピットウォークの時間です。予選日ではありますが、気温も落ち着いたこの日は多くの観客が訪れておりました。ん、あの緑の後ろ姿はもしや?

 そう、プロジェクト1・AOのキャラクター、『レキシー』です。こちら実は、日本でよく見るマスコットキャラとは違い、首元から体内の様子が伺えてしまうスケルトン仕様。『中の人なんていない』と念じて悟る必要がないなんて、かえって斬新ですね。

 ちなみにこのチームは日本戦仕様のTシャツを作製して、気合いの来日。えー、おそらく右の方が、レキシーの“中の人”なのではないかと……。

 ハチマキは定番ですが、コルベット・レーシングの皆さんは、黄色い兜を準備し日本戦に挑んでおりました。すでに前戦モンツァでタイトルを決めていることもあってか、どことなくリラックスムードが漂っていたコルベット陣営。このあと、決勝日のグリッドでも“大暴れ”しますよ。

 ピットウォークへと戻りまして、こちらはサイン中のドライバーの皆さん。上からプレマ・レーシングのダニール・クビアト選手、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのフレデリック・マコウィッキ選手、フロイド・ヴァンウォール・レーシングチームのジョアオ・パオロ・デ・ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手です。皆さん大人気で、時間いっぱい観客の皆さんにサインをプレゼントしておりました。

 ピットウォークを終えて、続いてはグランドスタンド裏へ。WEC仕様の巨大ゲートがお出迎えです。

 ゲートの向こうに見えるのは、ル・ヴィラージュボンジュールフランスと名付けられた広域テントブース。中はこのような感じで、普段の富士SWでは見られないものも含めて多くの出店が並んでおりました。

 続いてメインステージの横には、何やら見慣れないテントが。

 それもそのはず。こちらはACO(フランス西部自動車クラブ)の運営するACOクラブがメンバー加入の受付を行っておりました。こちらに入られますと、ル・マン24時間レースの観戦チケット割引や先行販売、会員限定ホスピタリティエリア等の特典が付いてくるとのこと。スタッフさんも愛嬌のあるナイスガイでした。

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 その奥には、水素をエネルギー源とした車両が勢ぞろい。手前から、グリーンGT H24、GR H2 Racing Concept、ORC ROOKIE GR Corolla H2 conceptです。いつかは多くの水素を使用するマシンが富士スピードウェイを走る日が来るのでしょうか。

 さらに左隣りのブースへ進むと、トヨタの歴代ル・マン参戦車両展示コーナーがありました。

 こちらでは、マシンだけでなくそのエンジンまでもが展示されておりました。古いものではトヨタ90C-Vや新しいものではトヨタTS040ハイブリッドのエンジンなども見られ、個人的にはトヨタGT-One TS020のエンジンには興奮いたしました(GT1の文字が眩しい)。

 広場中央には、ヘルメット型の巨大エアドームもありました。皆さんこの日は雨宿りに使われておりました。その奥にちらりと見えるのは、陸上自衛隊駒門駐屯地より軍事車両の展示。特別な機能を備えた車両というのは、やはり見ていてワクワクするものです。

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