「予選はもう少しうまくまとめれば、もう少し上にいけたかなというのはあったのですが、でも8番でよかったです。決勝は前回のレースでストールしてスタートできてなかったので、とりあえずスタートをうまく切ろうとうことを課題としてました」
「スタートは前回とやり方と変えました。前回は自分のやり方でやったのですが、ダメで怒られました(苦笑)。それでエンジニアに言われたとおりにやったら、今回はよかったです。蹴り出しは(小林)可夢偉選手よりもよかったかもしれないですけど。前の野尻(智紀)選手に詰まってしまった。その間に山本(尚貴)選手に抜かれてしまったんですけど、そのあとの位置取りで2台抜き返すことができて7番になれました」
淡々とセッションを振り返るその姿は、ルーキーとは思えない落ち着きぶりだ。1戦目と比べての手応えはどう違ったか。
「1戦目は参加しただけという感じでした。予選は17番で決勝はスタートできなかったので。それに比べれば今日はポイントも獲れましたし、2戦目にしては悪くはないかなと思いますが、もっと前に行きたいですね。やはり、チームメイトのニックは3位にいっているので。金曜日の状態だと僕の方が速かったのですが、今日の朝からコンマ2秒くらいニックに負けているので。その差を明日に向けて見つけられればチャンスはあると思います」
まだ2戦目だが、F3との違いも実感している。
「F3とは違いますね。F3は上位は決まっているけど、スーパーフォーミュラはみんなレベルが高いし、誰が勝ってもおかしくない。セットアップもコンディションに合わせるとか、細かいところを詰めていくのがすごく難しいです」
ルーキーふたりを並べながら、2戦目にしてダブル入賞を果たしたKONDO RACING。明日の決勝もこの勢いでどこまで行けるか。