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投稿日: 2018.08.21 11:06

UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 2018スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ レースレポート

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スーパーフォーミュラ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 2018スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ レースレポート

#7 UOMO SUNOCO SF14 トム・ディルマン選手
予選結果:11位(予選Q2ベストタイム:1分32秒125)

 ドライコンディションの予選はQ1がミディアムタイヤ限定、Q2以降はより柔らかく、高いグリップ力を発揮するソフトも装着できる規則だ。もてぎでのレースは初めてのディルマンだが、Q1では安定的にQ2進出圏につける戦いぶりを披露。見事8番手でQ1突破を果たした。
 
 続くQ2でも健闘したが、このカテゴリー特有の僅差接戦のなか、11位に。Q3進出圏の8番手まで、あとわずか0.139秒だった。
 
#8 UOMO SUNOCO SF14 大嶋和也選手
予選結果:15位(予選Q1ベストタイム:1分33秒773)

 大嶋はブレーキまわりに問題を抱えつつの予選となってしまったが、それでもQ1の最後の土壇場までQ2進出圏内につけていた。しかし15号車のタイムアップにより、0.030秒差で惜しくもQ1落ち。
 
 Q2以降で使えるソフトの方にいい感触をもっている今季だけに、ミディアム限定のQ1を突破しさえすれば上位グリッド獲得も期待できた状況、無念の結果だ。決勝での逆転入賞に照準を切りかえる。

決勝(8月19日)

天気:晴れ~曇り/コース状況:ドライ 気温:30度/路温:42度(決勝開始前)
フォーメーションラップ開始:14時15分
決勝レース周回数:52周(約250km)

#7 UOMO SUNOCO SF14 トム・ディルマン選手
決勝結果:12位(所要時間:1時間25分29秒147、ベストラップ:1分35秒389)

 やや曇天気味ながら決勝もドライコンディションに。ソフトとミディアム、両方のタイヤを使わなければならない原則が適用される。ディルマンは11番グリッドからミディアムで発進し、給油すれば残り距離を走り切れるタイミングでピットインしてソフトを履く作戦だ。
 
 1周目にひとつポジションを下げ、4周目にソフトで走る19号車に先行を許し13番手となったディルマンは、9周終了時にピットへ。ここから追い上げを、というところだったが、前を走っていた2号車も同じタイミングでピットインしたため、ふたたびその後ろとなってしまう。
 
 展開も味方せず、他車も交えた中団での接近戦が続いた。41周目に2号車を抜くが、その後も集団を脱せず、12位でのゴールに。

大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)
大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)

#8 UOMO SUNOCO SF14 大嶋和也選手
決勝結果:5位(所要時間:1時間24分58秒816、ベストラップ:1分35秒015)

 大嶋はミディアムで15番グリッドからスタートし、1周目にソフトへと交換。燃費的にもう一度ピットインが必要にはなるが、そこでもソフトに交換すれば、速い方のタイヤであり、しかも得意とするソフトで52周のうち51周を走れる利点を狙った作戦で浮上を狙う。
 
 他車に邪魔されずに単独で長く走れることもこの作戦のメリットになるが、2周目以降、大嶋は素晴らしいペースで走り続けた。トップとの差が詰まっていくほどのペース、31周目には19号車をパスするなど、好パフォーマンス発揮で流れも引き寄せていく。
 
 大嶋が38周目に自身2度目のピットを済ませ、他車のピット作業もひと通り終わった40周終了時で順位は8番手、入賞圏確定だ。43周目には5号車をパス、7番手へ。さらに最終盤、4号車と16号車も抜き、大嶋は都合10ポジションアップで5位入賞を果たした。


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