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投稿日: 2019.10.26 14:19
更新日: 2019.10.26 17:11

パロウがポール&貴重な1ポイント獲得で逆転王座近づく。山本、キャシディは3列目スタート【スーパーフォーミュラ第7戦予選】

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スーパーフォーミュラ | パロウがポール&貴重な1ポイント獲得で逆転王座近づく。山本、キャシディは3列目スタート【スーパーフォーミュラ第7戦予選】

 7分間で争われるQ2。まずは山本が1分36秒486をマークするが、直後に福住が山本のスリップをうまく使えたか、1分36秒124の好タイムをマークしてトップに立った。Q1に続いて先頭でコースへ出ていったパロウが3番手、牧野が4番手に続いた。

 終盤にはアウアーが1分36秒392で2番手に浮上し、野尻もパロウを上回り4番手にポジションアップ。その野尻と接戦だったキャシディが最後にアタックを終えて8番手とギリギリでQ3進出を決めた。ニューウェイ、山下、一貴、平川が敗退となり、Q3へ進出する8台中7台がホンダ勢、トヨタ勢はキャシディのみとなった。

 同じく7分間で争われるQ3は、残り時間4分半ほどになってキャシディと野尻がコースイン。1分ほどして続いてパロウ、野尻、牧野、塚越、アウアーらも続いた。最後の福住がガレージを出たのは、残り時間が3分を切ってからだ。

 計測1周目にアタックを行ったパロウはセクター1を25秒台の驚速タイムで走り抜け、セクター3でも全体ベストタイムをマークし、1分35秒972を記録。アウアーが2番手、山本が1分36秒348で3番手だったが、福住、野尻が山本を上回った。

 結局、パロウのタイムを上回るドライバーは現れず、パロウが今シーズン3回目のポールポジションを獲得し、チャンピオン争いに貴重な1ポイントを手にした。野尻が2番手に並び、アウアーが3番手。パロウ、野尻、キャシディはアウトラップからウォームアップ1周を経てアタックを行い、山本はアウトラップの翌周にアタックを行った。このあたりのタイヤのウォームアップの仕方も、タイムに影響を及ぼしたと考えられる。

 ランキングトップの山本は最終的に5番手となり、ランキング2位のキャシディは1分36秒595で6番手。ランキング3位のパロウがポールポジションからスタートし、昨年もタイトルを争った山本とキャシディが揃って3列目から明日、14時00分からの決勝レースをスタートする。チャンピオン争いは山本29点、キャシディ28点、パロウ26点となり、上位3人が3ポイント以内となった。


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