再開後の10時29分には、SPふたつめで平手晃平がステアリングを握るDENSO KOBELCO SARD LC500がコースアウトしスポンジバリアにクラッシュしてしまう。ダメージはそれほど多くなく、自走でピットに戻ったが、このクラッシュにより赤旗中断となり、混走はこの赤旗中断をもって終了となった。
10時34分から開始した各クラスの占有走行では、午後に行われる予選を見据えたタイムアタックも展開され、GT300クラスの占有走行では、B-MAX NDDP GT-Rが1分19秒742で2番手に浮上。その後トップタイムを更新するマシンは現れず、トップタイムはSYNTIUM LMcorsa RC F GT3のままセッションが終了した。GT300クラスは最終的にSYNTIUM LMcorsa RC F GT3が最速。B-MAX NDDP GT-R、VivaC 86 MCというトップ3となった。
GT500クラスの占有走行では、WAKO’S 4CR LC500のカルダレッリが1分12秒394のタイムでリーダボードのトップに立つ。最終的にこのタイムが更新されることはなく、GT500クラスのトップはWAKO’S 4CR LC500、2番手にARTA NSX-GT、3番手にフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rで続き、レクサスLC500、ホンダNSX-GT、ニッサンGT-Rがトップ3台を分け合う結果となった。なお、この専有走行の時間では、公式練習でトラブルのため40分ほどピットにいたEpson Modulo NSX-GTが4コーナーでスピンを喫している。
午後に行われる公式予選では、雨の予報も出ている。真夏の3連戦の初戦となる第4戦SUGOで、ポールポジションを獲得するのはいったい誰になるのか。公式予選Q1は、GT300クラスが14時10分から、GT500クラスが14時30分から行われる。