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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.08.12 19:07

山田真之亮 スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | 山田真之亮 スーパーGT第5戦富士 レースレポート

スーパーGT第5戦富士 UPGARAGE BANDOH 86
スーパーGT第5戦富士 UPGARAGE BANDOH 86

 朝のフリー走行は中山友貴選手が17周、山田真之亮が11周をこなし、ベストは山田真之亮が8周目にマークした1分40秒018でした。トップとの差、1秒626、アクシデントの影響か、両ドライバーとも、リアが非常に不安定な状況だと訴え、午後の予選に向けてマシンのセットアップを進めていきます。

 予選Q1に向けて、坂東正敬総監督、そして石田誠監督が指名したアタッカーは、またしても山田真之亮でした。激戦区の GT300 クラスで Q1突破を目指し、コースインした山田真之亮でしたが、マシンはまだ満足できるレベルではなく、1分39秒444をマークしたものの、22番手で予選を終えました。

 日曜日朝のフリー走行までに、チームはリヤまわりのセットアップを大幅に見直し、朝のフリー走行での両ドライバーのコメントはポジティブで、タイム的にも 14番手タイムをマークしました。午後の決勝でスタートドライバーを務めるのは山田真之亮。22番手グリッドから一旦は好スタートを見せたかに見えましたが、実際には周囲の混乱に巻き込まれ、接触を避けてマシンを左右に振りましたが、まだタイヤも温まっておらず、27番手までポジションをダウンしてしまいました。

 そこから執念の追い上げを開始した山田真之亮は、9周目には21番手、そして12周目には19番手までポジションアップ。セーフティーカーの介入もあって、早めのタイミング、23周終了時点でピットイン。給油とドライバー交代のみ、タイヤ無交換で中山友貴選手がコースインしていきます。レースはベテラン中山選手が粘り強い走りを見せ、35周目には8番手まで浮上。最後までタイヤ性能を絞り出し、最終的に10位でチェッカーを受けました。

■山田真之亮のコメント
「前回のクラッシュのあと、チームの皆さん、メカニックの皆さんが連日本当に頑張ってマシンを修復してくれました。自分の中でも胸に迫るものがあって、この2週間、いろいろなことを考え、自分を見つめ直してきました。朝のフリー走行では、コース上にマシンをとどめておくのが精一杯なほど、リヤの挙動が安定しなかったので、予選の Q1に向けてかなりアンダー方向でマシンをセットアップしてもらい、あとは自分がドライビングで調整する意気込みでした。限界まで攻めたのですが、Q1突破ならず、本当に悔しい予選でした。決勝はスタートで混乱に巻き込まれ、こちらはストレートが遅くコーナーが速いし、相手はその逆だったので、周囲のマシンとのタイミングが合わず、1周目、2周目とポジションを落としてしまいました。タイヤを労わりながら走っていたこともあって無駄なプッシュもできませんでしたし、序盤のペースが悪いのはわかっていたので、タイヤが温まるまで耐えました。そのあとは冷静に全力で追い上げ、9台パスして無線でタイヤの状態を伝えながら走りました。無線で伝えた結果、タイヤ無交換作戦で行くことになったのですが、ベテランの中山選手が安定した走りを見せてくださったので、結果は 10位で価値あるポイント獲得ができました。自分も少しでも役に立つことができて、本当に嬉しいです。初心に戻って頑張ったかいがありました。次の鈴鹿は得意なサーキットなので、まだまだ大量得点のチャンスはあります。僕のレースはここからが勝負だと思っていますので、皆さん応援宜しくお願いします。


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