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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.06.30 22:41

10号車GAINERの星野一樹「“ニューヒーロー誕生”という感じで京侍がやってくれた」/第4戦タイGT300優勝会見

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スーパーGT | 10号車GAINERの星野一樹「“ニューヒーロー誕生”という感じで京侍がやってくれた」/第4戦タイGT300優勝会見

 6月30日にタイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで行われた2019年スーパーGT第4戦の決勝。最終ラップで劇的なオーバーテイクを演じ、GT300クラスを制したGAINER TANAX triple a GT-Rの星野一樹と石川京侍が、優勝の喜びを語った。

GAINER TANAX triple a GT-R

星野一樹

「本当にうれしいですね。ここ(チャン・インターナショナル・サーキット)はGT-Rとの相性がいい場所で、チームや(石川)京侍とも優勝しようと言って乗り込んできました」

「前戦の鈴鹿でもチャンスはありましたけど、勝ちには届かずポイントを逃してしまいました。ただ、それでチームがさらに一致団結してタイ戦を迎えられたこともよかったと思います」

「フリー走行(公式練習)走り出してから、すごく調子もよかったんですけど、予選ではロングランのペースを重視しすぎたタイヤチョイスもあったのか、自分の走りも満足いくものではなく、7位になってしまいました」

「ただ、決勝ペースは自分たちが一番速いと信じてやってきましたし、実際そうだったのでスタートからガンンガン攻めることができました。(自分が担当した第1スティントで)トップには追いつくことはできませんでしたけど、3番手までポジションを上げることができました」

「そのあとチームもいいピットストップで京侍を送り出してくれました。運も少し味方してくれて、いいタイミングでセーフティカーが入ってくれたので、(前との)ギャップを詰めることができましたね」

「決勝のペースは僕たちのほうが勝っていると思っていたし、京侍の走りもよかったので安心して(ピットで)見ていました」

「それでも、なかなか抜くのは難しいかなと思っていたんですけど、最後の最後、ファイナルラップに“ニューヒーロー誕生”という感じで京侍がやってくれました。本当、そこから騒ぎすぎて、今ちょっと声が出にくい感じがします(笑)」

「もう本当にうれしかったですね。チームに去年呼んでもらって移籍してから、全然結果を出せていなくて。それでも僕を信じてくれて使ってくれました」

「厄年も重なったりして、うまくいかないこともありましたけど、それでも信じてやっていれば絶対にいいことがあると信じてやってきたので、本当に長い間勝てなかったですけど、今日チームと京侍と優勝できたのが本当に……。なんて言っていいのかわかりませんけど、とにかくうれしいです」

チェッカー後、マシンを降りた石川京侍を抱き上げた星野一樹
チェッカー後、マシンを降りた石川京侍を抱き上げた星野一樹


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