大嶋和也
「今のチーム体制では初めての優勝を飾ることができ、本当に嬉しく思います。応援してきてくれたみなさんに、ようやく恩返しができました」
「今日の自分のスティントはいいレースができていたんですけど、最後に抜かれたことは悔しかったですね。でも、チームが素早い作業で逆転してくれて健太もすごくいいレースをしてくれました。次からハンデの面では厳しくなりますが、当面は取りこぼしをせずにポイントを獲得していきたいです」
山下健太
「前半スティントでほぼトップを守りきってくれた大嶋選手の戦いを見ていて、ライバルたちも速いので決してラクではないな、と考えていました。そしてチームの素晴らしいピット作業のおかげで実質トップでコースインしてからは、“このポジションは絶対に守らなければ”と思い、頑張りました」
「36号車、37号車との戦いでは、絶対に引かない、という気持ちでしたね。勝ててホッとした、そんな感じです。とにかくチームに感謝したいです」
阿部和也エンジニア
「ポールポジションを獲れたことが大きかったですし、レースではメカニックたちが良い作業をしてピットで順位を逆転できたことがハイライトでした。ドライバーふたりもよくやってくれましたよね。大嶋は前半、よく耐えてくれましたし、山下も36号車、37号車との戦いをよく押さえてくれました」
「優勝という目標を達成でき、チームのレベルも上がってきています。ハンデが厳しくなる次戦以降も、今度は王座獲得に目標を切りかえて頑張ります」
脇阪寿一監督
「ドライバーふたりは神経戦のような厳しいレースを戦い抜きましたし、エンジニアはいいクルマをつくり、メカニックはいい作業をしてくれました。それぞれがそれぞれに頑張り、“人が人のことを思い、プロの仕事をした結果”として、今日、我々は勝つことができたと考えています」
「もちろん、まだ課題もたくさんあります。我々のクルマが後ろから来たら、相手が“やられる”と思うくらいの常勝軍団になってほしいですからね」
「でも、今日は優勝という目標を成し遂げたみんなを褒めてあげてください。ドライバーズポイント首位になり、これから先はもっと厳しい戦いにも直面すると思いますが、そこでさらにチームとして成長しながら、応援してくれるみなさんへの感謝を示せる結果を出していけたら、と思っています」
シリーズランキング
大嶋和也&山下健太:1位/35ポイント
チーム部門:2位/45ポイント