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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.11.09 11:03
更新日: 2020.11.09 11:22

ニッサン 2020スーパーGT第7戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | ニッサン 2020スーパーGT第7戦もてぎ レースレポート

MOTUL AUTECH GT-R、ランキング3位をキープ
GT300クラスではリアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが2勝目

SUPER GT 2020第7戦レースレポート
11月8日 ツインリンクもてぎ(栃木県)

【GT500】

 全8戦で争われるスーパーGTも終盤に入り、このもてぎ大会は第7戦。シリーズチャンピオン争いで3番手につけている#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は予選4位を獲得。決勝レースは7位でゴールし、ランキング3位をキープしました。

 レースウィ.イークのツインリンクもてぎは、秋らしい爽やかな空気に包まれました。午後1時に決勝レースのフォーメーションラップがスタート。序盤の数周は、上位陣に順位変動がなく進んでいきます。
 
 4番手スタートの#23 GT-Rはクインタレッリがスタートドライバーを務め、トップ3を追いかけました。しかし7周を終えるころには後方のマシンに詰め寄られてしまいます。15周目ごろからペースが下がってしまい、やがて5番手に後退。さらに6番手以降のマシンも連なってきましたが、クインタレッリは懸命にブロックし5番手で踏みとどまりました。

 その後、レースの3分の1を超えてピットインが可能な時間になると、上位の2台がピットへ向かい、#23 GT-Rは3番手に浮上します。その直後、コースサイドにストップしたGT300クラスの車両を回収するため、セーフティカー(SC)が導入。28周を終えてSCが隊列を離れた直後、トップの車両がコントロールラインを通過とほぼ同時に3番手以降のマシンが一気にピットロードに流れ込んできました。
 
 #23 GT-Rもこのタイミングでピットイン。暫定9番手でコースへと復帰しましたが、後半スティントを託された松田は冷えたタイヤだと難しいアウトラップにもかかわらず、目の前を走る1台を2コーナーでかわし、ポジションを上げることに成功しました。

 #23 GT-Rは自分たちよりも後にピット作業を行ったマシンを数台かわしましたが、全車がピット作業を終えた時点では再び5番手に。そこから懸命に前を追いかけました。し
 
 かし、周回が進むにつれてペースを上げられなくなり、逆に後方のマシンに追い立てられる展開になってしまいました。48周目に2台の先行を許し7番手に後退。しかし、その後は後続からの猛追を振り切り、その順位を守り切ってチェッカーを受けました。
 
 シリーズチャンピオン争いの上位陣も、#23 GT-Rに近い位置でゴールし、ランキングは接戦状態のまま。#23 GT-Rはトップと2ポイント差の3位をキープして最終戦に挑むことになりました。

2020年スーパーGT第7戦もてぎ カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/平峰一貴)
2020年スーパーGT第7戦もてぎ カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/平峰一貴)


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