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スーパーGT ニュース

投稿日: 2022.05.04 00:17

muta Racing INGING 2022スーパーGT第2戦富士 予選レポート

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スーパーGT | muta Racing INGING 2022スーパーGT第2戦富士 予選レポート

SUPER GT
第2戦
FAV HOTEL FUJI GT 450KM RACE

富士スピードウェイ
予選:5月3日
天候:晴れ
コース状況:ドライ

予選:15位

 2022年SUPER GTシリーズ第2戦はゴールデンウィークの富士スピードウェイにおいて初めての450kmレースとして開催。通常の300kmレースに比べ1.5倍の距離を走り、2回の給油が義務付けられるレースとなるが、ドライバーは加藤寛規と堤優威、レギュラーの2名で戦うこととした。

 新緑も眩しい富士スピードウェイ。開催を待ちわびたモータスポーツファンが前夜から入場ゲート前に並んだ。搬入日の5月2日は冷たい雨に見舞われたが、公式予選の行われる3日は、朝から真っ青な空が広がった。9時に公式練習がスタート。この日は堤からコースインして、ニュータイヤの確認をすると共に15周目にはトップタイムとなる1分36秒122をマークした。ここでピットインして加藤に交代。ロングランテストを行った。混走枠終了後のGT300クラスの専有走行枠で、堤のベストタイムは更新されたが、それでもセッション2番目のタイムだった。
 
 公式予選Q1は気温16度、路面温度23度の15時に始まった。28台がエントリーしたGT300クラスは、チームランキングにより14台ずつのA組とB組に分けられ、muta Racing GR86 GTはB組に区分。この中でトップ8に入りQ2を目指す。15時18分に始まったB組のQ1を担当したのは堤で、3周をかけタイヤを温めると4周目に1分36秒069でトップに。しかしこのタイムを上回る車両があり3番手タイムとなった。堤は次の周回で2番手となる1分35秒745へタイムアップ。無事Q2への進出を果たした。

 Q2は15時53分から10分間で行われた。このセッションでは加藤がステアリングを握ってコースイン。4周目に1分37秒162、5周目に1分36秒795、さらに6周目に1分36秒769へタイムアップするも15番手にとどまり、これで決勝のグリッドが確定した。

 明日の決勝は14時35分に450km(100周)レースとしてスタートする。

加藤寛規

「岡山の開幕戦を終えてクルマのセットアップを変えましたが、朝のロングランはすごく良かったですね。明日の決勝に向けては良いのかなと思います。予選は初めて軽いタンクで走ったんですが、ちょっと失敗してリズムに乗ることができませんでした。レースに向けてクルマは確実に良くなっていると思いますし、決勝レースを楽しみにしたいと思います」

堤優威

「予選は明日の決勝を見越したタイヤ選択をしました。Q1のB組は強豪チームが多かったのですが、タイムも上がりましたし走りやすいクルマになっていました。ポテンシャル的にも良い予選になったと思います。明日は多分2スティントを担当することになりますが、スタート位置が後方なのでもっと上に行けるよう全力で頑張ります」

渡邊信太郎チーフエンジニア

「クルマは岡山で分かったことを盛り込んでセットアップ。サスペンションまわりや駆動系もモディファイしました。予選では決勝のことを考えて敢えて硬いタイヤを選択しています。レースは給油のために2回ピットインが義務付けですが、ドライバー交代は1回だけで良いので、レース展開を見ながらいつピットインするのか、タイヤを換えるのかというレースになるでしょう」

2022スーパーGT第2戦富士 muta Racing GR86 GT(加藤寛規/堤優威)
2022スーパーGT第2戦富士 muta Racing GR86 GT(加藤寛規/堤優威)


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