後半戦に突入する2023年スーパーGT第5戦、今季2度目の開催となった鈴鹿サーキットでのGT500クラス450km決勝は、ポールシッターとしての優位性を活かしつつ、長距離戦の“アヤ”でもあるFCY(フルコースイエロー)発動のタイミングでも好機を捉えた16号車ARTA MUGEN NSX-GTの福住仁嶺/大津弘樹組が、今季NSX-GTに初勝利をもたらすとともに、大津はGT500初優勝も達成。来季シビック投入を控えるホンダ陣営にとっても、ここ“ホームコース”鈴鹿で掴んだ待望かつNSX最後の勝利となった。