FIAはF1各チームに対し、パワーユニット(PU/エンジン)のモードを予選と決勝の間、変更することを禁止する意向を示した。これによりこれまで用いられてきた“予選モード”を使うことはできなくなる。この規定は第7戦ベルギーGPから導入される見通しだ。
パワーユニットにはパワーを変更するいくつかの設定(モード)があり、予選ではパワーを最大に使うアグレッシブな設定“予選モード”が使用される。通常モードと予選モードの差が最も大きいのがメルセデスであり、彼らの予選モードは“パーティモード”とも呼ばれる。formula1.comによれば、通常モードと予選モードの差が最も小さいのはフェラーリであり、メルセデスとフェラーリの中間がルノーとホンダであるという。