インフィールドでビニャーレス、ストレートでドビジオーゾがそれぞれ先行するバトルを続けていくが、19周目の5コーナーでトップに出たビニャーレスがその後トップの座を守り切って開幕戦優勝を達成した。
リアにソフトコンパウンドのタイヤをチョイスしていたドビジオーゾは終盤、厳しい状況だったが、なんとか2位でゴール。ロッシはドビジオーゾにアタックすることなく、3位キープで開幕戦表彰台を獲得した。
マルケスはビニャーレスとロッシの先行を許した後遅れ4位でゴール。5位にダニ・ペドロサ(ホンダ)が続き、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)がインディペンデントチームトップとなる6位でチェッカーを受けた。
7位にスコット・レディング(ドゥカティ)、8位にジャック・ミラー(ホンダ)、9位にアレックス・リンス(スズキ)が続き、リンスがルーキー勢のトップ。僅差の10位に同じくルーキーのジョナス・フォルガー(ヤマハ)が続いた。
ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は1周目の5コーナーで大きくラインを外して後退。追い上げのレースを強いられ11位でゴール。
ロリス・バズ(ドゥカティ)が12位、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が13位、カレル・アブラハム(ドゥカティ)が14位、ティト・ラバット(ホンダ)が15位に入賞した。
フル参戦デビューとなったKTMのポル・エスパルガロ(KTM)とブラドリー・スミス(KTM)は、入賞を争うことはできなかったが、ふたりでバトルを展開。ポル・エスパルガロ(KTM)が16位、ブラドリー・スミス(KTM)が17位で完走した。
アプリリアのルーキー、サム・ロウズ(アプリリア)は18位で完走した。
カル・クラッチロー(ホンダ)は4周目の最終コーナーで転倒。再スタートしたものの、次の周の13コーナーで転倒を喫してリタイアとなった。
アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)は8周目の最終コーナーで転倒リタイアに終わり、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)は14周を回ってピットに戻りリタイアに終わった。