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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.08.07 14:19
更新日: 2017.08.07 14:34

ホンダ 2017MotoGP第10戦チェコGP 決勝レポート

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MotoGP | ホンダ 2017MotoGP第10戦チェコGP 決勝レポート

マルク・マルケス(MotoGP 優勝)

「みんながアンヘル・ニエトのためにレースをしていたので、とても特別な日曜日になりました。でも難しいレースでした。グリッドではソフトのリヤタイヤを使うというリスクを負いました」

「マシンを乗り換える前の5周でペースを上げられると思ったからです。でも思ったようにはいきませんでした。すぐに苦戦し始め、ポジションをかなり落としました。それが分かったので、すぐにピットに入ってスリックのマシンに乗り換えることにしました」

「まだ路面はかなり濡れているところがあり、リスクを負うことは分かっていました。実際、1周目には危うく転倒するところでした。フラッグ・トゥ・フラッグでは乗り換えてからマシンの感触を得るのがとても難しいのですが、すぐにグリップを理解できるように努力しました」

「正直、少しリスクを負いましたが、今日はそういうリスクを負わなければいけない日でした。大きくギャップを広げたときは、とにかくうまく走り、レースを完走できるようにがんばりました。この結果はとてもうれしいです」

「このサーキットはいつもならとても苦戦するところで、毎年不安になるサーキットです。25ポイント獲得できたのは、とても大事なことでした。すばらしい仕事をしてくれたチームに感謝しています。夏休みの間にテストをするという正しい戦略を立てることができました。おかげでここへ来たときには準備は整っていました」

「一歩一歩、前進しています。チャンピオンシップはまだ接戦です。どのようなコンディションでも速く走れなければなりません」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 2位)

「今大会は、昨日の予選も、表彰台に立った今日の決勝レースも、すべての状況において戦闘的でした。パフォーマンスにも、マシンの感触にもとても満足しています。細かい部分は改善していかなければなりませんが、全体的にシーズン前半より力強い感触があります」

「マシンを乗り換えるタイミングは改善しなければなりませんが、今日の経験から学んでいきたいです。通常は、まだ少し路面が濡れているときにスリックタイヤにスイッチするのは、非常に集中しなければなりません」

「ここはマルクの強みでもあります。彼はこのようなコンディションでいつもとてもうまいからです。今後も同じような集中力を維持できるようにならなければなりません。とにかく、チームとミシュランのおかげですばらしい感触があったので感謝したいです」

「トップのマルクに対して5ポイント失いましたが、ほかのライバルに対してはいくつかポイントを取り戻しました。夏休みの間にテストに来るという戦略は正しかったように思います。特にこのサーキットでは事前にマシンのセッティングが決められたことがよかったです」

「またマシンの細かい部分も改善できました。シーズン後半へ向けて、さらに快適に感じています。チャンピオンシップにあまり気をとらわれないようにして、すべてのレースに集中して、いいパフォーマンスをしていきたいと思います」

カル・クラッチロー(MotoGP 5位)

「ペドロサと表彰台争いができたらうれしかったと思います。彼がピットに戻ったときに僕も戻りました。彼は再スタートが僕よりもうまくて、(ダニロ・)ペトルッチ(ドゥカティ)をすぐにパスしました」

「ドゥカティをパスするのはとても難しく、彼をパスするのにペドロサよりも10周以上多くかかりました。ペトルッチをパスしてからはプッシュすることができましたが、(マーベリック・)ビニャーレス(ヤマハ)にパスされてしまいました」

「レースウイークに関しては全体的に満足しています。ブルノでトップ5でフィニッシュできてよかったです。目標は表彰台だったので、表彰台に上がりたかったです。チームは今週すばらしい仕事をしてくれました。HondaとLCRチームに感謝しています。次のオーストリアではいい仕事がしたいです」

ジャック・ミラー(MotoGP 14位)

「セカンドバイクの準備ができるのを待つために、何秒か貴重な時間を失いました。それでもトップ10フィニッシュができると思っていました。しかし、フリー走行で、ユーズドタイヤで簡単に走れた1分57秒台がなかなか出せませんでした」

「リヤタイヤのグリップのフィーリングが違って、想定していたタイムをなかなか出すことができませんでした。フロントのフィーリングはとてもよかったのですが、それを結果につなげることはできませんでした。厳しいレースになりましたが、なんとかポイントを獲得できてうれしいです」

ティト・ラバト(MotoGP17位)

「レースはレインタイヤで始まりました。レインタイヤではいい感じに走ることができました。しかし、スリックタイヤを装着したマシンにチェンジしてからは、それまでのグループにとどまろうと一生懸命走りましたが、いくつかミスをして遅れてしまいました」

「このトラックは私にとっては簡単ではありません。一人で走っているときは特に厳しい状態です。今日の一番の問題はリヤのグリップがあまりよくなかったことですが、ビニャーレスと(ホルヘ・)ロレンソ(ドゥカティ)にはついていける自信はありました」

「でも、今日は一生懸命に働き、問題を見つけることができました。次のオーストリアGPを楽しみにしています」


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