スペインのヘレスサーキットで行われたMotoGPクラスのプライベートテストの2日目。好天に恵まれ、路面の再舗装の効果もあって好タイムが記録された。
2日目のトップタイムを記録したのはアンドレア・ドビジオーゾ（ドゥカティ）。ドビジオーゾは午前11時30分すぎに走行を開始、計7回のコースインでトータル37周を回り、午後1時前の24周目に1分37秒663を記録した。このタイムは非公式ながら、2015年にホルヘ・ロレンソがヤマハYZR-M1で記録したサーキットベストラップ（1分37秒910）を更新するものだった。
2番手に1分37秒818でカル・クラッチロー（ホンダ）。クラッチローは午前11時すぎに走行を開始すると、午後6時までにトータル90周を走行。2018年型プロトタイプ車を含めて、3台のマシンで走行を重ね、午後4時すぎに64周目にサーキットベストラップを更新する1分37秒818のベストラップを記録した。
3番手に1分37秒921でホルヘ・ロレンソ（ドゥカティ）。ロレンソは午前11時すぎから午後5時前まで走行を行いトータル50周を周回した。午後4時30分すぎの46周目にベストラップを記録したが、自身が記録したサーキットベストにはわずかに届かなかった。
初日にトップタイムを記録したアンドレア・イアンノーネ（スズキ）は1分38秒067で4番手。イアンノーネは新スペックのエンジンをテストするなど、午前11時30から午後5時直前までトータル56周を記録。最終ラップに1分38秒067を記録した。
5番手に1分38秒314でポル・エスパルガロ（KTM）が続き、2日目からテストに合流したアレックス・リンス（スズキ）が78周を回って77周目に1分38秒360を記録し6番手。7番手に1分38秒387でティト・ラバット（ドゥカティ）、2日目からの参加となったダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ）が1分38秒688で8番手。同じく2日目からの参加のジャック・ミラー（ドゥカティ）が1分38秒876で9番手に続き、ブラドリー・スミス（KTM）が1分38秒900で10番手。
11番手にはフランコ・モルビデリ（ホンダ）が1分38秒923でつけ、ルーキー勢トップ。中上貴晶（ホンダ）は午前11時30分前にコースインすると走り込みに集中し、トータル60周を走行。59周の午後4時30分すぎにベストラップとなる1分38秒992を記録して12番手。トップからは1秒329、モルビデリとはコンマ069秒の僅差だった。
スコット・レディング（アプリリア）が1分39秒295で13番手に、アレイシ・エスパルガロの代役としてアプリリアのMotoGPマシンをテストしたユージン・ラバティ（アプリリア）は1分39秒485で14番手。
SBK勢のトップはマルコ・メランドリ（ドゥカティ）が1分39秒663で15番手。アレックス・ロウズ（ヤマハ）が1分39秒770で16番手に続き、トーマス・ルティ（ホンダ）の代役としてテストに参加したアレックス・マルケス（ホンダ）は1分39秒782で17番手につけた。
以下、へレスプライベートテスト2日目のタイム結果。
