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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.04.04 21:44
更新日: 2018.04.04 21:54

「英雄であり、仲間であり親友」高橋国光総監督、故ルイジ・タベリの葬儀に参列

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MotoGP | 「英雄であり、仲間であり親友」高橋国光総監督、故ルイジ・タベリの葬儀に参列

■「素晴らしい仲間で、親友だった」

 そのブランカさんから3月2日、国さんのもとにタベリさんが亡くなったという報せが届いた。国さんは、ホンダの現地法人のスタッフがアテンドしてくれたものの、スイスまでひとりで向かい、タベリさんの葬儀に参列。再会したビアンカさんや家族と親交を深めた。また、葬儀にはタベリさんが所有していたホンダのGPマシンも“参列”している。

「(スイスまで)遠いけれど、きちんと行って、真心を尽くしたかったんだよね。スイスだったら、ついでに観光もしたいかもしれないけれど(笑)、本当に行って帰ってきた感じ」と国さん。

「ルイジも僕も縁があってモータースポーツを戦い、出会って、スイスと日本の間で繋がりができた。ただそれだけなんだけど、心が繋がった。モータースポーツの素晴らしさのひとつだよね」

 ホンダの世界挑戦の黎明期。ヨーロッパの舞台で戦いはじめたホンダにとって、タベリさんの貢献は計り知れないものがあったはずだ。そして国さんにとってもそれは同様だ。88歳で亡くなったタベリさんのことを、国さんはこう表現してくれた。

「彼はスイスの英雄であり、彼からしたら図々しいかもしれないけど、素晴らしい仲間で、親友だったと思う」

葬儀に参列するためスイスを訪れた国さんと、タベリさんのご家族。バイクにまたがるのは息子さんで、「エンジンもかけたけど、状態がすごく良くて、本当にいい音だった」と国さん
タベリさんの葬儀に参列するためスイスを訪れた国さん


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