予選Q1は気温29度、路面温度38度のドライコンディションでスタート。ミル、ミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)、バレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)などの面々がQ1から予選に臨んだ。
序盤にトップタイムをマークしたのはミルだった。2番手にはフランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がつけて、セッションは後半の時間帯に入る。
ミルはタイムをさらに詰めてトップを堅守。しかし、そのタイムをルーキーのルカ・マリーニ(スカイ・VR46・アビンティア)が上回る。マリーニは2分3秒410をマークしてQ1をトップで終えた。2番手はミルで、このふたりがQ1突破を果たした。
続いて行われたQ2では、ホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)がトップタイムマークをしたが、そのタイムをマルク・マルケスが更新。マルク・マルケスがトップ、2番手がマルティン、3番手が中上で、各ライダーは後半のアタックに入った。
ここでトップタイムを叩き出したのがバニャイアで、2分2秒781でトップに立つ。2番手につけていたクアルタラロは、最後のアタックで自己ベストタイムを刻んでいたが、セクター4でタイムを落とし、2番手にとどまった。
この結果、バニャイアがポールポジションを獲得。3戦連続のポールシッターとなった。2番手はクアルタラロで、チャンピオンシップのランキングトップのクアルタラロとランキング2番手のバニャイアがフロントロウに並ぶことになった。
フロントロウ最後の一角、3番手はマルク・マルケス。得意なサーキット・オブ・ジ・アメリカズで今季初のフロントロウを獲得している。4番手はマルティン、中上は5番手で2列目に並ぶことになった。また、Q1からQ2に進出したルーキーのマリーニは、9番グリッドを獲得している。
フリー走行3回目、4回目でトップタイムだったミラーは10番手に終わった。ロッシは終盤に転倒を喫してQ1で10番手。20番グリッドから決勝レースを迎える。