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クルマ ニュース

投稿日: 2023.10.13 07:10
更新日: 2023.10.12 19:16

これが最後の限定車。日本導入320台、2代目『ミニ・クラブマン』に“ファイナル・エディション”登場

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クルマ | これが最後の限定車。日本導入320台、2代目『ミニ・クラブマン』に“ファイナル・エディション”登場

 スタイリッシュなデザインと機能的な室内空間を実現し、ビッグファミリーとなったMINI(ミニ)ラインアップのなかでも、唯一無二の個性を主張してきた2代目『ミニ・クラブマン』が、次期型の予定なく最終モデルを迎えることに。その歴史的意義と蓄積を讃える限定車、その名も『MINI Clubman Final Edition(クラブマン・ファイナル・エディション)』が導入され、日本全国限定320台で10月5日より発売開始となっている。

 BMWにも展開されるFFプラットフォームを軸に、高い運動性能とスタイリッシュなデザイン、機能的な室内空間や特徴的な観音開きのバックドアを継承した2代目『ミニ・クラブマン』だが、2015年に登場した現行モデルは2019年にデザインの刷新を受け、ここ日本市場でも高い人気を維持してきた。

 今から約54年前の1969年にオリジナルの初代が登場して以降、2ドアでありながら後方に猟銃や荷物を運ぶスペースを持つ英国流の“シューティング・ブレーク”というジャンルの認知を広げ、そのデザイン的特徴でもあるラゲッジ左右のゲートが、それぞれ外側に開く観音開きのスプリット・ドアとされるなど、ひと目でクラブマンとわかるアイコンとなってきた。

 そんなクラブマンも現行モデルでついに終焉を迎え、その歴史に幕を閉じる。その業績を讃えるべく最後の限定車が全世界1969台限定で生産され、そのうち320台が日本に導入されることとなった。

 限定車“ファイナル・エディション”の外装色は、独自展開となるMINI Yoursからエニグマティック・ブラック、もしくは人気の高いナヌク・ホワイトの2色から選択可能とし、こちらは専用色となる銅を想起させるシマー・コッパーをアクセントカラーに採用する。

 そのシマー・コッパーでラジエターグリル周りやクロスバー、エクステリア・ストライプ、さらに18インチアロイホイールのグラフィックパターンを統一することで、エクステリア全体にエレガントな深みとクラシックな印象が与えられている。

 さらにサイドドア下部のピンストライプデザインは、象徴的なシューティングブレーク・コンセプトの伸びやかなボディを際立たせ、ボンネットやスプリットドアにも片側アシンメトリーで同様のデザインを施すことで、どの角度からも“ファイナル・エディション”であることを認識できるデザインとした。

クラブマンも現行モデルでついに終焉を迎え、その歴史に幕を閉じる。その業績を讃えるべく最後の限定車が全世界1969台限定で生産され、そのうち320台が日本に導入されることとなった
外装色は、独自展開となるMINI Yoursからエニグマティック・ブラック、もしくは人気の高いナヌク・ホワイトの2色から選択可能に

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