すでに次世代のBEV(バッテリーEV)モデルがデビューしており、長きにわたって現行モデルの座を維持してきたフィアットの屋台骨『500(チンクエチェント)』だが、ここへ来て自然吸気1.2リッターエンジンを搭載した新グレード“1.2 Dolcevita(1.2ドルチェヴィータ)”の追加が決定。その発売を記念した限定車“Grande Blu(グランデブル)”も設定され、4月25日より販売が開始されている。
2023年の10月で惜しまれつつも生産終了となったTwinAir(ツインエア)エンジンは、排気量875ccというコンパクトな直列2気筒インタークーラー付ターボの記号性とともに、その朴訥なフィールと愛らしいサウンドで人気を博してきた。