マクラーレン・オートモーティブは2012年に発表したハイブリッド・スーパースポーツ『マクラーレンP1』が2017年に5周年を迎えることを記念し、新たなパワートレインを採用した最新モデルを12月より販売する。
『P1』はマクラーレンが長年にわたって参戦しているF1の技術を惜しみなく投入して生まれた超高性能ロードカー。
F1マシンと同様に風洞、CFDを利用して開発されたエアロダイナミクスが採用されたフルカーボンボディに、DRS(ドラッグ・リダクション・システム)、アクティブサスペンションなどのハイテクシステムを備え、パワートレインでは電動モーターと3.8リッターV8ツインターボエンジンの組み合わせによって、最高出力900馬力以上という圧倒的なパフォーマンスを誇る。
そんな『P1』は375台の限定生産販売となっていたが、登場から5周年を迎える今冬、待望のニューモデルが登場した。
今回発表された新型は従来モデルを大幅に小型化するとともに、パワートレインをエンジン+モーターのハイブリッドから3歳未満の児童の脚力へ変更。停止状態から時速200mまでの加速力はドライバーのやる気とフィニッシュ地点のおやつ次第となる。
マクラーレンはフルスケールモデルの完売後初の新製品となる『足けり乗用モデル』を12月から発売。This Is It Store(http://www.thisisitstores.co.uk/)を通じて販売する。
エクステリアカラーにボルケーノ・イエローを纏う最新モデルの価格は35.99ユーロ(約4800円)となっているが、注文時の為替相場により上下する場合があるのでご注意を。
なお、マクラーレンでは今回デビューする『足けり乗用モデル』のほか、電動駆動の『ライドオン(乗用遊具)』、コレクター向けの『テクノモデル』も発売している。