トークセッション後に行われた内覧会ではヘッドマウントディスプレイを装着して『トヨタ・ヤリスWRC』のRCカーをドライブすることで、実車では実現できない激しいレースを体感できる『Gravity Rally(グラビティ・ラリー』の体験プレイが行われ、一貴と可夢偉の現役ドライバーの直接対決が実現。
走行するRCカーの動きを再現する専用シミュレーターに乗って争うこの勝負で両名はそれぞれ3周のタイムアタックを行い、まずは先攻の一貴の1分08秒というタイムを記録する。
これに対して、後攻の可夢偉は一貴を大きく引き離す1分00秒をマーク。体験後、「今季初優勝です(笑)」と喜ぶ可夢偉を、寿一が握手で祝福する場面も見られた。
そんなふたりは次のブース紹介の場となったタミヤの最新RC体験コーナーで互いのマシンが度々交錯することに。クラッシュ時を含めRCカーの操縦中、終始笑いっぱなしの可夢偉に対し「やめてください。可夢偉くん」「可夢偉くん、ボク先輩」という寿一の叱責が飛びかう和気あいあいとしたRC体験会となった。
大人から子どもまで楽しめる体験ブースも多数用意されたSHIBUYA SPORTS CAR FES 2017では、WEC世界耐久選手権を戦うLMP1マシン『トヨタTS050ハイブリッド』やWRC世界ラリー選手権に参戦中の『トヨタ・ヤリスWRC』をはじめ、今冬から順次発売されるトヨタGRシリーズ、“ヨタハチ”で知られる『トヨタ・スポーツ800 GR CONCEPT』など、多数のトヨタ車が展示されている。
また、会場南側に位置するCARGUYブースでは『フェラーリF40』『マクラーレンP1』『アストンマーチン・バルカン』などのスーパーカーが展示されるほか、スーパー耐久シリーズに参戦する『ランボルギーニ・ウラカンGT3』を使ったピット作業パフォーマンス&体験会、スポーツカーの同乗試乗体験、レーシングカーの手押し競争など、さまざまな体験型イベントも実施される予定だ。
内容盛りだくさんの同イベントは入場無料。会場の代々木公園内のケヤキ並木通りは原宿、明治神宮前、代々木公園の各駅からのアクセスも良好のため、代々木公園内の紅葉散策を兼ねて足を運んでみては。