そして熟成の域に達しつつある1.2リッターの直列4気筒直噴ターボは、118PSの最高出力に加え、205Nmの最大トルクを2000回転から発生するフレキシブルな特性を備え、可動容量式電動オイルポンプや低フリクションタイミングチェーン、DLCコーティングカムシャフトタペットなどの採用で、高い省燃費性能も誇っている。
また新たに、路面状況に応じて3つの走行モードを切り替えることで駆動力を最適に制御するエクステンデッドグリップも搭載され、標準モードのほか、路面グリップに対して最適にエンジン出力(トルク)と個別ブレーキを制御し、駆動輪を適切に空転させることで雪や泥を取り除き、グリップを確保する“ソフトグラウンドモード”や、ドライバー意思を優先しECUによるトルク制御を行わない代わりに、自動的に個別ブレーキが作動して空転を制御するよう補助する“エキスパートモード”などを採用。滑りやすい路面でも、自らのアクセルコントロールで走破することができる上級者向けのモードも備えられた。
このほか、横滑り防止装置(ESC)、EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS、EBA(緊急時ブレーキアシスト)、ロングドライブ時の疲労軽減に役立つクルーズコントロールとスピードリミッター、オートライト、オートワイパー、バックソナーが標準で装備。
さらに冷却の必要性に応じてフラップを閉じることで、ラジエーターを通じて流入する空気を遮断し、抵抗を減少させ燃料消費を抑えるコントロールドフラップなど、先進の機能を備える新型『ルノー・キャプチャー』は、インテンスのモノグレード展開となり269万9000円の設定に。そのレザー仕様も10万円高で用意されている。
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