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クルマ ニュース

投稿日: 2018.09.18 14:55

アウディ、旗艦モデルの『A8』『A7』を刷新。自動運転や48V電動系など先進技術が満載

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クルマ | アウディ、旗艦モデルの『A8』『A7』を刷新。自動運転や48V電動系など先進技術が満載

 近年のトレンドともなりつつあるこのシステムは、48Vリチウムイオンバッテリーと、クランク軸にベルトを介して連結されるBAS(ベルト オルタネーター スターター)を中核技術とし、最大12kWという高いエネルギー回収効率が特徴だ。

 減速時には22km/h以下でのアイドルストップ&スタートを、また55~160km/hの範囲でスロットルペダルをオフにすると、エンジンを停止してのコースティング(惰性)走行を可能にするなど、高い電圧による広範囲での省燃費性能向上が成された。

 またアイドルストップ状態からの再スタートは、BASによってスムーズかつ高いレスポンスで行われ、振動を感じることのない高級感あふれる制御が行われる。

 駆動系では8速のトルコンATと、前40:後60のトルク配分を基本にフロントに最大で70%、リヤは最大85%まで可変可能なフルタイム4WDのクワトロシステムを採用。さらにダイナミック オールホイール ステアリング(四輪操舵)をオプションで用意し、低速、高速時に最大で5度まで逆位相、同位相とする緻密な制御を行い、最小回転半径は約0.5m小さい5.3mとして取り回し性能も高めている。

 さらに2019年以降はAIアクティブサスペンションも導入予定で、レーザースキャナーやカメラセンサーを用いて路面の凹凸を先読みすることで、サスペンションストロークをアクティブ制御。4輪それぞれに最大1100Nmを発生する電動式アクチュエーターとコントロールアームが連結し、48Vバッテリーを電源として直接的にサスペンションストロークを操作することでロールやピッチを最適に制御する機能が盛り込まれる。

 また水平基調が継続されたインテリアでは、物理的ボタンを廃したMMIタッチレスポンスを初採用。タッチ式スクリーンは10.1インチのアッパー、8.6インチのローワーのふたつが備え付けられ、アッパーはナビゲーションや各種設定などのインフォテイメントを担当し、ローワーには主にエアコンディショナーの操作や手書き入力を受け持ち、スマートフォンに似た直感的なコントロールとハプティックフィードバック(触覚)を伴う精緻な操作感が特徴となっている。

 数多くの新機軸を搭載しアウディの未来像を示すモデルとなる『アウディA8』は、3グレード展開の全車右ハンドル仕様。価格は1140万~1640万円だ。

 同じく先行発売となる『アウディA7スポーツバック』は、デビュー時限定の1st editionを含め、988万~1161万円となっている。

新しいデザイン言語に基づき、よりダイナミックに一新された『アウディA7スポーツバック』
パネルディスプレイのインターフェイスアイコンは、クルマのドアを開けるとすぐに表示される
3つのADAS機能を統合したアダプティブドライブアシスト(ADA)も初採用されている

Audiコミュニケーションセンター・フリーダイヤル:0120-598106


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