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投稿日: 2017.09.04 12:17

S耐第5戦富士:10時間耐久を8号車ARN Ferrari 488 GT3が制す。3クラスで王者決定

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国内レース他 | S耐第5戦富士:10時間耐久を8号車ARN Ferrari 488 GT3が制す。3クラスで王者決定

 ST-Xクラスに今回しっかり続いたのは、久々にバトルも繰り広げられたST-1クラス。31号車Nissoku Porsche 991 GT3 Cupの小川勝人/影山正美/富田竜一郎組が4連勝を飾っている。

「小川さんが3回もドライブして、いろんな経験を積むことができたのが今回の収穫だし、いろんなことを経験してもらえたので良かったです」と、今回も影山は遅れてきたルーキーを絶賛することを忘れなかった。

31号車Nissoku Porsche 991 GT3 Cup

 そのST-1クラスに今回、準じたのはST-3クラス。2年連続で制して最高に相性のいい富士のレースを、またしても制したのは62号車DENSO Le Beausset RC350の嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太/平木湧也組。

62号車DENSO Le Beausset RC350

「僕だけ実は4連覇なんですが(笑)。今年もうまくいきました。楽勝ではなかったですが、みんなドライバーも、チームもレベルが高いので、こうやってまた勝つことできました」と中山。

 予選トップだった39号車ADVICS TRACY RC350の手塚祐也/前嶋秀司/鈴木陽/松井猛敏組は、ペナルティで涙を飲んで3位に。RC勢の間には、68号車埼玉トヨペットGreenBraveマークXの服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之組が割って入った。

59号車DAMD MOTUL ED WRX STI

 ST-2クラスでは、59号車DAMD MOTUL ED WRX STIの大澤学/後藤比東至/谷口信輝組が、今季3勝目をマークし、シリーズ5連覇をも達成した。

「本当に今回は何も言うことがありません。最高です!」と後藤は喜びを語った。

 ST-TCRクラスは、それぞれトラブルが相次ぎ、まるでサバイバル戦の様相を呈することに。中でも最小限に留めていた10号車Racingline PERFORMANCE GOLFのフィリップ・デベサ/密山祥吾/脇阪寿一組が初優勝を飾った。

10号車Racingline PERFORMANCE GOLF

「途中でパッドを変えたのは予定どおりだったんですが、後半、僕のスティントで接触があってトーが狂ってしまって。非常に苦しい状態で走ってもらって申し訳なかったんですが、それでもまわりのトラブルに比べれば……。参戦2戦目でポールも獲れて優勝、しかもファステストと、本当にもう最高です」と密山。

 なお、タイトルに王手をかけていた98号車Modulo CIVIC TCR 98号車の黒澤琢弥/石川京侍/加藤寛規/吉田広樹組は、原因不明のエンジントラブルで完走を果たすのみに留まっていた。


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