レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他 ニュース

投稿日: 2023.09.27 17:30
更新日: 2023.09.27 13:22

山下健太と阪口晴南が両レースで激戦。優勝を分け合う/インタープロト第3大会富士

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


国内レース他 | 山下健太と阪口晴南が両レースで激戦。優勝を分け合う/インタープロト第3大会富士

 9月23~24日、IPSインタープロトシリーズ・パワード・バイ・KeePerの2023年シーズン第3大会が、静岡県の富士スピードウェイで開催された。24日(日)に行われたふたつの決勝レースでは、1レース目をポールポジションからスタートした阪口晴南(INGING MOTORSPORT)が、2レース目は激戦を経て山下健太(NAVUL)がそれぞれ優勝を飾っている。

 決勝日に先立ち23日(土)に行われた公式予選は、路面はほとんど乾いているものの、霧に包まれた天候での実施となった。徐々にグリップが改善していく難しいコンディションのなか、絶妙なタイミングでアタックした阪口が1分46秒802を記録しポールポジションを獲得する。

 トップから0.092秒という僅差で、山下が2番手に。さらにその0.086秒差で福住仁嶺(キーパー号)が続くなど、今回も接戦の公式予選となった。

 翌24日(日)の決勝日は、快晴・気温25℃ほどという初秋らしい天候。第5戦として行われたレース1は、先頭の阪口が隊列をうまくコントロールしながらスタートダッシュを決める。しかし2番手の山下が1コーナーで背後につけ、またスタートで出遅れた3番手の福住が追いついてきたことにより、約1秒のなかに3台が並ぶ、緊迫した上位争いとなった。

 後方では5番手争いが激化。宮田莉朋(人馬一体ドライビングアカデミー)、野尻智紀(J-POINT)、ロニー・クインタレッリ(ララパルーザ)の3台が、抜きつ抜かれつの熱いバトルを繰り広げていく。そんななかトップを走る阪口は、後方のふたりに仕掛ける隙を与えず逃げ切りに成功。2位は山下、3位は福住となった。

 レース1のフィニッシュ順をもとにグリッドの再整列が行われた後、レース2/第6戦がスタート。このレースでもスタートダッシュを決めた阪口が、山下、福住を従え、先のレース1と同じ顔ぶれの3人が首位を争う展開となる。

2023年インタープロトシリーズ第3大会富士レース1(第5戦決勝)
2023年インタープロトシリーズ第3大会富士レース1(第5戦決勝)
第3大会のレース1でポール・トゥ・ウインを達成した阪口晴南
第3大会のレース1でポール・トゥ・ウインを達成した阪口晴南

■次のページへ:連勝逃すもポイントリーダーに


関連のニュース