41年ぶりのラスベガスGPは、コース上のマンホールのフタが外れるというアクシデント以外にも、さまざまな問題が発生した。
まず、17日の午前0時に開始される予定だったフリー走行2回目が午前2時に延期されることになった。これはマンホールのフタの修復作業が予想よりも大幅に時間を要したからだった。国際自動車連盟(FIA)とサーキット側は問題のあるマンホールを探し出して修復するのではなく、問題が有る無しにかかわらず、コース上に存在するマンホールの穴を特殊な路面材で埋める作業に切り替えた。ある一定の時間を要することとなるが、週末に問題を再発生させないためだった。