F1モナコGPを欠場し、インディ500に参戦することを発表したマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ。彼のインディアナポリス・モータースピードウェイでの初テストは、予想より早く5月3日に計画されているようだ。
世界3大レースのひとつ、インディ500にマクラーレンとともにアンドレッティ・オートスポートとコラボして参戦することを電撃発表したアロンソ。今週末のバーバー・モータースポーツパークで行われるインディカー第3戦に訪れ会見も行う予定だ。
当初はF1スペインGP後に、アメリカに渡りプラクティス走行から参加する予定だったが、ロシアGP後の5月3日にインディアナポリス・モータースピードウェイで行われるテストにも参加し、予定より早くオーバルでの走行を経験することになりそうだ。
インディ500は、5月15日から6時間のプラクティス走行が5日間続き、その週末に2日間にわたって予選が行われる。
アロンソのストラテジストを務めるアンドレッティ・オートスポートの代表であるマイケル・アンドレッティは、15日から始まるプラクティス走行の前にオーバル走行の経験をアロンソに積ませたいと考えていた。
「ひとつ良いことは、我々はルーキーを扱う方法を知っていることだ。フェルナンドをルーキーとしてみなさなければならないけどね」とマイケル。
「しかし、彼に才能があることはわかっているよ。チームメイトたちと一緒に走ることで、彼はすぐにスピードを上げることができるだろうね。そして、次のステップはトラフィック(集団走行)に慣れることだ。彼自身が快適に走行していると感じたら、我々はそれをテストするよ」
「何かわからないことがあれば、彼を助けるためにたくさんのチームメイトがいるアドバンテージがあるんだ」
アンドレッティ・オートスポートは、佐藤琢磨をはじめ、マルコ・アンドレッティ、ライアン・ハンター-レイ、昨年のインディ500ウイナーであるアレクサンダー・ロッシという強力なレギュラードライバーに加え、ジャック・ハーベイを起用。アロンソと合わせて6台体制でインディ500に挑む。
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