■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン 予選=9位
今日はすごく楽しかった。プラクティスはうまくいった。でも予選では、マシンのパフォーマンスを微調整していく必要がある。その部分で僕はまだ学ぶべきことがあるね。今年のタイヤは去年のものとはいろいろな面で全く違う。挙動、性能の落ち方、どれぐらい持つかにおいて完全に変わってしまった。そういった部分で最後の数パーセントを見つけ出すのが簡単ではなかった。
このマシンの限界がどこにあるのか分からない。そうなるとモナコでは限界を見つけることができない。だから自分が可能だと分かっている範囲で走った。残念だけど、そうしないとウォールに突っ込む羽目になる。かなり難しかったけど、心から楽しんだよ。
(パワーユニットの交換は)昨日知らされた。木曜がとてもうまくいっていたから、予選をすごく楽しみにしていたんだけどね。ふたりともグリッドペナルティを受ける。ストフェルは、僕の降格の影響で12番グリッドになり、僕は最後尾スタートだ。本当ならふたりともポイント圏内の位置からスタートするはずだっただけに残念だよ。
予選9位という結果には満足している。今週末をエンジョイしているよ。僕にとって(F1での)最後の予選セッションだ。今までで一番楽しんで走れた予選といっていいかもしれない。
F1を恋しいとは思っていない。(F1から離れていた)この6カ月、素晴らしい時間を過ごしてきた。またマシンに乗って、すごく気に入ったけどね。楽しむように言われているし、もちろん楽しんでいる。走ることだけでなく、F1全体の雰囲気をエンジョイしている。
満足しているよ。今年唯一出場するレースで予選9位だったんだ。20番グリッドからのスタートになるけどね! 今回のようなチャンスを全く予想していなかったから、僕にとっては素晴らしい思い出になる。この“モンスター”と呼ぶべき素晴らしいマシンに乗ってモナコを走ることができるんだ。僕はすごくラッキーだと思う。この9位をこの週末の思い出として持ち帰るよ。喜ぶべき結果だよね。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ストフェル・バンドーン 予選=10位
ポジティブな一日だった。初めて予選Q3に進出できたんだ。でもQ3で走る権利をつかんだのに走れなかった。悲しいことに出られなかった。
今週末はこれまでよりも高い競争力を発揮できると期待していたし、実際、一歩前進したことを示せた。すべてのセッションでトップ10以内に入り、すごく冷静に、自信を持って走れていた。
小さなクラッシュで予選セッションを終えることになって残念だ。でもモナコを限界ぎりぎりで攻めていれば、こういうことが時には起こる。
このチームとの関係において、自分のなかでいろいろなことがうまくまとまってきつつあると感じる。明日は楽しんで走りたいと思っているよ。