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F1 ニュース

投稿日: 2016.05.03 23:54

GP topic:ホンダの次回トークン投入はスペインか、カナダか、オーストリアか

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F1 | GP topic:ホンダの次回トークン投入はスペインか、カナダか、オーストリアか

 またトークンを使用するには、タイミングを考える必要がある。ルノーやメルセデスのようにパワーユニットを新しくしなくてもトークンを使用できるパーツをアップデートするのであれば、すぐに投入できるが、エンジン本体やターボチャージャーなど年間5基の制限がある主要6コンポーネントにトークンを使用する場合は、それらのコンポーネントを新しくするタイミングに合わせたほうが効率が良い。

 つまり、それまで使用してきたパワーユニットを使い切って、次のパワーユニットに交換するタイミングが理想的なのだ。フェルナンド・アロンソの2基目は第2戦バーレーンGPから使用しているので、第5戦スペインGPまでは使い続けたい。その次のモナコGPは最もパワーユニットに負荷がかからないグランプリなので、モナコGPが終了したあとにトークンを使用するのが効果的と考えられる。ロシアGP後に、長谷川総責任者は次のように語っていた。

「現時点では何も決まっていませんが、次のバルセロナ(スペインGP)は、どちらかというとテクニカルなサーキットで、その次のモナコは市街地サーキットですから(アップデートした改良型パワーユニットが)なくても戦えるかなと考えています」

 しかし「スペインGPにトークンを投入するのではないか」という説もある。さまざまな情報を総合すると、最も可能性が高いのはカナダGPで、次がカナダGPとヨーロッパGPの連戦明けのオーストリアGP。ただし、スペインGPで細かなアップデートをしてくる可能性も考えられる。いずれにしてもロシアGPでのダブル入賞で、ホンダのHRDさくらの動向が、これまで以上に注目されていることは間違いない。


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