マクラーレンが、夏休み企画の一環として、本拠が位置するイギリス ウォーキングを舞台にしたF1グランプリの開催という仮想プロジェクトを明らかにしている。
“ウォーキングGP”という名称の空想上のグランプリ開催地は、マクラーレン・テクノロジーセンターから2.8kmの場所にある全長4.85kmの18のコースを持つストリートコース、“ウォーキング・インターナショナル・サーキット”。このコースを63周するレースを晩秋から初冬に開催することをチームは提案している。
マクラーレンによると、決勝スタートは16時、フィニッシュ予定時間は18時。レース終了後に観客はスペシャルイベントを楽しんだり、ストリートマーケットでクリスマスの買い物をしてから帰宅することができるという。
「ウォーキングの市街地でF1を開催するというのは悪くない考えだと思う」とチーフオペレーティングオフィサーのジョナサン・ニール。
「もちろん社会的にも財政的にも非常に大きなコミットメントが必要になる。インフラを整え、道路にターマックを敷き、アームコバリアを設置し、グランドスタンドを建設し、開催費を支払い、FIAからの承認を得なければならない。それさえできればあとは障害はない。官僚制度や偏狭さが支配する今の時代をリフレッシュするアイデアになるはずだ」
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