■サハラ・フォース・インディアF1チーム
エステバン・オコン 予選=6位
素晴らしい予選だったよ。とても満足だ。昨日のマシンはドライビングが簡単ではなかったけれど、チームが夜の間に素晴らしい仕事をして、パフォーマンスをさらに見出してくれたんだ。現場とファクトリーのスタッフが、改善するために頑張ってくれて、今日は本当に違いを感じ取ることができた。彼らがとても強さのあるマシンを与えてくれたので、セッション中にもペースはどんどん良くなっていったよ。
実はQ3最後のラップで小さなミスがあったから、もっと速く走れていれば(キミ・)ライコネンの前に出られたかもしれない。それでもこの結果をうれしく思っているし、レースが楽しみで仕方ないよ。僕らには強いレースペース、トップスピード、それにポテンシャルがある。良い結果が期待できるよ。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=7位
今週末はずっと強さがあったのに、予選ではグリップがまったくなかったんだ。僕はFP2をトップで終えたし、マックス(・フェルスタッペン)も今日の午前中のセッションでトップだった。だから昨日からマシンにはほとんど何も触っていない。それなのに今日はピットを離れるたびにグリップ不足に悩まされた。
Q3ではタイヤにもっと熱を入れられるよう、実験的にウォームアップラップを余計に走ってみたりもした。それでもグリップは毎回、ピットを出た時からランの終わりまで変わらないようだった。1セットのタイヤでスイッチが入らなかったり、温められなかったりして、時間を失うことならある。でも今日は走るたびに同じことが起きていた。
今日の午前中は路面がとても冷えていたにも関わらず、1周目からタイムを出せていたから、午後もタイヤを温めるのは簡単なはすだったんだ。マシンが予選前の状態に戻れば、明日はここからでも表彰台をかけて戦える。でも今は混乱しているので、この1時間に何が起きたのかをちゃんと理解する必要がある。
ウォームアップラップを2周にしたり、1周にしたり、フロントウイングをいじったりと、いろいろやったけれど、マシンはどうにも戦える状態にならなかった。最終的に打つ手がなくなった。なすすべがなかったんだ。混乱しているし、苛立っているし、途方に暮れている。