ガスリーは、「『すごいレースをしたな』と彼(マルコ)に言われた。自分でも分かっていたけどね!」と語っている。
「笑顔のヘルムートを見ることができてすごくうれしかったよ!」
マルコは、ジュニアドライバーであるガスリーが2016年にGP2でタイトルを獲得した後、F1で戦う準備はまだ整っていないと判断し、スーパーフォーミュラで経験を積ませることを決めた。ガスリーがトロロッソでF1デビューを飾ったのは、2017年のマレーシアGPだった。
レッドブル・レーシングは、現在のラインアップ、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンを2019年以降も維持したいと考えているが、今季末で契約が切れるリカルドが他に移籍する可能性もある。その場合の後任候補筆頭は、現在ルノーで走るカルロス・サインツJr.であるとみられているものの、今後の成績次第ではガスリーが選ばれることもあり得る。
レッドブルへの昇格を目指していると明言しているガスリーだが、バーレーンでの活躍によってその夢に近づけたと思うかと聞かれ、「まだそれについては考えないつもりだ。もう少し後で、いろいろ分析してみるよ」と答えた。
「ダニエル・リカルドとバルテリ・ボッタスに近いグリッドにつけたことはとても大きな経験だった。彼らはF1で長く走っている。これから僕は経験豊かで才能あるドライバーたちと戦うことになるだろう。だからミスはできない。これから学ばなければならないことは多いが、バーレーンでの経験は役に立つと思う」