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F1 ニュース

投稿日: 2018.04.28 11:20
更新日: 2018.04.28 11:21

F1 Topic:ホンダとレッドブルが交渉開始か?FIAが定めたPU供給の通知期限は5月15日

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F1 | F1 Topic:ホンダとレッドブルが交渉開始か?FIAが定めたPU供給の通知期限は5月15日

 ホンダとレッドブルを巡って、アゼルバイジャンGPではさまざまな憶測が飛び交っている。多くの海外のジャーナリストがホンダのホスピタリティハウスを訪れ、筆者もパドックでホンダの情報を得ようとする海外メディアからいろいろと質問された。 

 彼らはアゼルバイジャンGPで、ホンダとレッドブルがなんらかの交渉を開始するのではないかと推測している。その最大の理由は、F1のスポーティングレギュレーションだ。

 レッドブルとルノーが仲違いした2015年に、レッドブルが翌年のパワーユニットを供給してもらうメーカーがなくなるという危機に瀕した経験から、FIAは2016年からレギュレーションで「次のシーズンにどのチームと提携するかを、パワーユニットマニュファクチャラーはFIAに対して事前に通知しなければならない」と定めた。そして、その期限が今年は5月15日となっている。

 つまり、スペインGPの期間中にはホンダは2019年の供給先を決定しておかなければならないことになる。そして、スペインGPで決定するためには、遅くともこのアゼルバイジャンGPで何らかの交渉をスタートしておかなければならないというのが根拠となっている。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は「2019年以降のPUに関してはあらゆる可能性がある。もちろん、ホンダとパートナーを組んでいるトロロッソの状況をわれわれは注視しているが、いかなる先入観も持たない」とルノー続投の可能性もあることを示唆し、「8月ごろまでには決めたい」と語っていた。

 しかし、冒頭で説明したようにレギュレーションで期限が5月15日と定められていることを考えれば、交渉はこのアゼルバイジャンGPで開始すると考えるのが自然だ。


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