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F1 ニュース

投稿日: 2018.06.06 06:35
更新日: 2018.06.06 06:36

「マクラーレンとトップグループとの差は大きい」。CEOブラウン、復活へのプレッシャーを認める

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F1 | 「マクラーレンとトップグループとの差は大きい」。CEOブラウン、復活へのプレッシャーを認める

 マクラーレン・レーシングのCEO、ザック・ブラウンは、今シーズンここまでのパフォーマンスは期待を下回っていることを認めた。マクラーレンが上り調子であることは間違いないが、上位復活には時間がかかるものであり、地道に努力を重ねていくしかないと、ブラウンは言う。

 F1での優勝回数でフェラーリに次ぐ2位に位置するマクラーレンだが、2012年最終戦ブラジルGP以来、勝利から遠ざかっており、特に2015年と2017年は、コンストラクターズランキング9位と、その歴史に傷がつくような悲惨な結果に終わった。

 マクラーレンは2018年、パワーユニットをホンダからルノーに変更、復活を目指して一歩踏み出した。マクラーレンの経営陣はシーズン開幕前、2018年型MCL33で同じルノーを搭載するレッドブル・レーシングのパフォーマンスに近づけるとの予測を示していた。

 しかし、今シーズンの6戦まで終わった現時点で、マクラーレンはレッドブルに挑むというにははるかに遠く及ばない位置にいる。

2018年F1第6戦モナコGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)

 ブラウンはF1公式ウエブサイトのインタビューに答えて、「それ(レッドブルと戦える状況)には程遠い。すぐにはそんなことは起こらないだろう」と語った。

 一方でブラウンは、スペインGPでMCL33に導入されたアップグレード・パッケージにより、チームには大きな進化が起きるだろうとも主張している。

「アップグレードはうまくいった。明らかに一歩前進した。マシンの反応が良くなり、ドライバーたちも好感触を持ったので良かったと思う。実りある作業にできた」とブラウン。

「我々の風洞実験から導かれた予測値とも正しく相関していた。次のアップグレードに向けて、より良い土台作りができた」


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