■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=9番手
Q3序盤に、インターミディエイトで行くということでいいかと尋ねられて、「イエス」と答えたんだ。結果的にそれは間違った判断だった。今なら簡単にそう言えるが、状況が逆になっていた可能性もあったんだ。
僕らは雨が激しくなっていくと考えていたが、そうはならなかった。5分早く雨が降っていたら、また違った展開になっていただろう。でもタイミングという意味では僕らに有利な予選にはならなかった。
これまでにも似たような状況は何度か経験してきた。僕らはチームだ。結果をともに受け入れる。
明日はまた違う一日になる。後方からのスタートになるから楽ではないだろうけど、チャンスがないわけではない。
■レーシング・ポイント・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=10番手
もっとずっと上位を獲得できたはずだと思っているから、自分の予選にはあまり満足していない。Q1の出だしから難しい予選だった。
(マーカス・)エリクソンのクラッシュで赤旗が出た時、アタックラップの終盤だった。フィニッシュラインから数メートルのところにいたのに、そのアタックを諦めるしかなく、もう一度走らなければならなかった。
Q3では、路面がちょうどベストの状態の時に走った一度目のアタックラップで膨らんでしまい、タイムを大幅に失った。だから、今日は絶対にもっと上に行けたという気持ちがある。
明日の決勝で順位を上げていく必要がある。僕らはトップ10内からのスタートだし、ペースもいいから、ポイント獲得は可能だろう。