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F1 ニュース

投稿日: 2018.12.10 16:35
更新日: 2018.12.10 16:37

F1トップの座を狙うルノー「2019年の最大の目標は53馬力のパワー差を大幅に縮めること」

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F1 | F1トップの座を狙うルノー「2019年の最大の目標は53馬力のパワー差を大幅に縮めること」

 ルノーF1のマネージングディレクター、シリル・アビテブールは、トップのポジションを目指していくなかで、2019年にはメルセデスやフェラーリとのパワーの差を大幅に縮めることを目標にすると語った。

 2019年、ルノーはF1でワークスチームとしての活動を再開してから4年目を迎える。2018年にルノーはビッグ3といわれるメルセデス、フェラーリ、レッドブルに続く、コンストラクターズ選手権4位を獲得した。しかし、パワーユニット(PU/エンジン)についても、シャシーについても、トップチームより劣っており、今のギャップを縮めていく必要があると、アビテブールは考えている。

「決勝ではエンジンパワーに関する(上位との)ギャップは15~20キロワット(20~27馬力)だ。これは、状況によってはレッドブルのシャシーなら補うことができるものだった」とアビテブールが述べたとAuto Motor und Sportが伝えた。

「だが予選時のギャップは、我々の推定では40キロワット(53馬力)に上る。これは大きな違いだ」

「メルセデスかフェラーリのカスタマーエンジンを搭載していれば、我々はアブダビで予選7番手を獲得していただろう」とアビテブールは言う。

「我々のシャシーは(中団の)ライバルたちより優れているが、一方でトップ3チームには及ばないと考えている」

 ビリー・シャティヨンのエンジニアたちは、2019年シーズンに向け、パワーユニットの開発に全力で取り組み、信頼性とパワーを向上させることを目指していく。

「まずはエンジン開発を重点的に行っていく」とアビテブール。
「来年は、『予選で(メルセデスやフェラーリと)パワーが違いすぎる』などという発言をもうしたくない。冬の間、エンジンに関してメルセデスやフェラーリとのギャップを縮められない理由は見当たらない。シャシーに関しては、もう少し時間がかかるだろうが」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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