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F1 ニュース

投稿日: 2019.04.12 14:15
更新日: 2019.04.12 14:22

フェラーリとルノーがパワーユニットのエレメントを交換。早くも制限基数に到達

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F1 | フェラーリとルノーがパワーユニットのエレメントを交換。早くも制限基数に到達

 一方、ルノーは、プレシーズンテストからMGU-Kの問題が続いていたため、このエレメントのデザインを修正したということだ。バーレーンGPでニコ・ヒュルケンベルグとチームメイトのダニエル・リカルドが決勝終盤にパワーユニット関連のトラブルでマシンを止めており、カスタマーチームのマクラーレンに乗るカルロス・サインツJr.も開幕戦オーストラリアGPでパワーユニットの問題でリタイアした。サインツは第2戦にしてシーズン2基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを導入。このMGU-Kは改良版だったということだ。

 そのアップデート版が、中国GPでは残りのルノーユーザー、ヒュルケンベルグ、リカルド、マクラーレンのランド・ノリスのマシンにも導入された。

2019年F1第3戦中国GP ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
2019年F1第3戦中国GP ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)

「分析し、信頼性の改善に取り組んでいる。今の状況を解決するためにね」とヒュルケンベルグは中国GPを前に語った。ヒュルケンベルグはMGU-Kに加えてエンジンなど他にもいくつかの新エレメントを使用する。

「前回素晴らしい結果を出せるはずだったのに、それを失ったんだ。僕の場合、PUのトラブルがあったので、ここでは2基目のエンジンを使用する。今までMGU-Kの問題が何度か発生していた」

「今回、すべてのルノーエンジンにリデザインされたMGU-Kが使われている。今までの問題に対応できると確信しているよ。改善のために引き続き対応を続けていく」


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