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F1 ニュース

投稿日: 2019.05.08 12:47
更新日: 2019.05.08 12:59

2021年導入のF1技術規則、合意期限は10月まで延期か。資金力に勝る大規模チームの優位を防ぐ

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F1 | 2021年導入のF1技術規則、合意期限は10月まで延期か。資金力に勝る大規模チームの優位を防ぐ

 それでも、メルセデスF1チームの代表を務めるトト・ウォルフは、いまだに完全に納得したわけではなさそうだ。だがもし他の全チームが変更を支持するのならば、彼としては一方的にそれを妨げるつもりはなく、チェイス・キャリー、ロス・ブラウン、テクニカルディレクターのニコラス・トンバジスたちが率いるリバティ・メディアの経営チームに、喜んで最終決定を委ねるつもりだと話している。

「この延期決定は、全チームによる全会一致の同意を必要とする。我々はそれを失敗に終わらせるつもりはない」とウォルフは語った。

「個人的にはふたつの考え方の間で揺れているが、おそらくチェイスとロスとニコラスの決定を支持することになるだろう」

「良い規則を作り上げるための必要条件は、十分に時間をかけることだ。それは紛れもない事実だ。だが同時に、それによって何が除外されてしまうのかについて、非常に正確に説明できなくてはならない」

「これは困難なことだ。賞金用資金の再配分、コストキャップ制度、技術規則に競技規則など、非常に多くの重要な要素が絡んでくるからだ。だから内容を詰める作業はゆっくりと進むことになる」

「規則改訂は、遅いよりは早く決めたい。それは関係者全員にとって共通の目標だろう」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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